最近のコメント

Archive for 1月, 2006

PostHeaderIcon ルシェンブルゴ開口

サントスFCの指揮をとってはや1月、チームの下準備も軌道に乗り始めたのか、ルシェンブルゴがはじめてレアル解任劇についてテレビ番組で語った。
ルーシャ退任後、調子が少しずつ上向きにあるレアルのチーム事情について、あっしも、ここでとやかく言うつもりはない。ルーシャがレアルで過ごした1年足らずの期間は貴重な経験だった。
あっしの興味は、ただブラジル人監督がなぜスペインまたはヨーロッパで失敗するのか、彼等が成功するためには何が必要なのか、あっしなりに考察してみたいと思った。

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PostHeaderIcon アルゼンチン国民アンケート

今回はアルゼンチン代表チームについての話題。
アルゼンチンで最も発行部数の多い新聞「La Nacion」が行った「W杯に行ってほしい選手アンケート」をCheckした。
タレントの宝庫である隣国のこんなアンケートからも、面白い考察が沢山できる。

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PostHeaderIcon ロマーリオ40

いやあ、凄い。リオのLegend、ブラジルのLegendだ。
2006年1月29日、ロマーリオ40歳、現役ゴールマシーン。
いやー、おかしいな。1年前に引退表明して、セレソンでお別れ試合(二つ)までして、そこからブラジル選手権の得点王になった。“バイシーニョ”(チビ)は凡人の理解をはるか越えている。そしてロマーリオは今年、新しい「プロジェクト」をぶち立てた。
今回は写真を一杯使っていこう。
2005/01/22 Vasco × Botafogo
romario23.jpg

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PostHeaderIcon 孫子とセレソン

W杯イヤーシーズンが開幕しつつあるブラジル。国内の各クラブがしのぎを削ってチーム作りをしているなか、セレソンも始動した。
今週、仕事始めに「Wカップを獲りにいく」と宣言したブラジル代表パヘイラ監督が記者会見をした。監督として最後のW杯に挑むパヘイラはどこか威風さえ漂う表情で、W杯にのぞむ心境を語り、なかでも前任者フェリポンから受け継いだ必勝の書『孫子の兵法』についてコメントした。
(前エントリーでイングランド代表エリクソンをけなして、こちらでパヘイラをヨイショしてます、ハイまこと)

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PostHeaderIcon UK醜聞トラップ

セレソンでこんなことが起きれば、間違いなくチームは空中分解するだろう。
エゲレスのマスコミはおっかねえ、アストンヴィラを買収するアラブの大富豪を装って、とある大衆ペーパー「News Of the World」がイングランド代表エリクソン監督と偽の交渉に成功した。
巨万の金をちらつかせられたエリクソン代表は喋った、喋った。こんな本音トークを聞いたのははじめてだ。エゲレスのマスコミの罠は怖ろしすぎる。ゾクゾクッ!
でも、冷静に考えれば、この記事は我々のような一般サポーターが知ることのできない情報の宝庫ではないか。クラブ・オーナーと監督の会話だ。いまのサッカー・ビジネスを読み解く「ロゼッタ・スートン」と言えば大袈裟か。

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PostHeaderIcon お兄ちゃんの夢

先週、地上波であるサッカー番組を見ていたら、サッカー通で知られる芸能人が言った言葉がすごく引っかかった。と、即座に過去の記憶が蘇った。
詳細はぼんやりとしているが、80年代も終わる頃、我がインテルナショナルの試合を観ていたときだった。相手は宿敵グレミオ、これがGre-Nal(グレ・ナウ)と呼ばれるブラジル最南部のクラシコだ。
テレビにかじりつくようにインテルを応援していたのだが、試合が進むに連れ一人のグレミオの選手が気になりだした。

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PostHeaderIcon ショート・ニュース

シーズン・オフのブラジルでおもしろいニュースをピックアップしてみました。
まずは、
・ローターマテウス、アトレチコ・パラナエンセと1年契約?ブラジルで初のドイツ人監督誕生、2月1日から就任。やったー!
マテウスのコーチ・スタッフにまずはドイツ系ブラジル人パウロ・リンク(アトレチコでプロデビュー、ドイツ代表でプレー歴あり)の就任も有力視されている。パウロ・リンクはユーロ2000で晩年のマテウスとチームメイトだった。
マテウスがもたらすゲルマン魂がブラジル選手権で炸裂するか、いまから楽しみだ。まずは、2月からパラナ州選手権で腕慣らし。
・フルミネンセの33歳の指揮者ペトコビッチ、セルビア・モンテネグロ代表でW杯出場の可能性あり。3月の親善試合でセルビア代表に呼ばれるそうで、今季前半のコンディションいかんで、「ブラジル国内最高の10番がW杯に登場する」可能性あり。

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PostHeaderIcon 輸出工場の1年

2005年の国内事情の統括はまだ終わらない。
1月早々、ブラジル・サッカー連盟CBFが2005年の海外移籍統計を発表した。
昨年は総数、878人の選手が海外に移籍した。2004年の857人を上回る過去最高の数字だそうだ。

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PostHeaderIcon ブラジレイロン2005、ベストイレブン

まだまだ昨年の話題だが、2005年のブラジル国内事情の総括として興味深い。
CBFブラジルサッカー連盟がプロモートした「クラッキ・ブラジレイロン2005」?2005年ブラジル選手権のベスト・イレブンの選出結果を遅ればせながら記録しておきたい。
そしてブラジルで最も読者数が多いサッカー専門誌プラカール(Placar)が選出した「ボーラ・ジ・プラッタ」(銀色のボール)によるベスト・イレブンも選出された。

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PostHeaderIcon マテウスがアトレチコ・パラナエンセに?

ブラジル選手権にドイツ人監督の誕生か?
あのローター・マテウスがアトレチコ・パラナエンセと契約寸前だそうだ。
実現すれば、すばらしい。ドイツ・サッカーとブラジル・サッカーの融合はどんな結果を生む?
80年、90年代ドイツ代表を率いた闘将マテウスは今週、ブラジルに渡り、南部の都クリチーバにあるアトレチコのクラブハウスを訪れた。
マテウスの就任について、アトレチコの会長はまだ交渉段階にあるという。だが、マテウス本人が乗り気マンマンで記者会見に応じた。
mathaus.jpg

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