Archive for 7月, 2010
マーノさん初招集
リスト出ましたねー、まさに「世代交代」です。私も知らない選手が複数います。
Goleiros:
Jefferson (Botafogo)
Renan (Avai)
Victor (Gremio)
Laterais:
Andre Santos (Fenerbahce)
Daniel Alves (Barcelona)
Marcelo (Real Madrid)
Rafael (Manchester United)
Zagueiros:
David Luiz (Benfica)
Henrique (Racing Santander)
Rever (Atletico-MG)
Thiago Silva (Milan)
Meio-campistas:
Carlos Eduardo (Hoffenheim)
Ederson (Lyon)
Hernanes (Sao Paulo)
Jucilei (Corinthians)
Lucas (Liverpool)
Paulo Henrique Ganso (Santos)
Ramires (Benfica)
Sandro (Internacional)
Atacantes:
Alexandre Pato (Milan)
Andre (Santos)
Diego Tardelli (Atletico-MG)
Neymar (Santos)
Robinho (Santos)
計24人なのは、リベルタドーレス杯準決勝「インテル×サンパウロFC」の絡みで、エルナーネス(サンパウロFC)かサンドロ(我がインテル)のどちらか、決勝に進んだ方のチームの選手が外れる。
マーノ・メネーゼス代表監督が誕生
マーノ・メネーゼス(48才)が次の「男」に決まりました。またしてもガウショ。
CBF(ブラジルサッカー連盟)は実は最初に、現フルミネンセ監督のムリシー・ハマーリョに打診を振ったが、フルミネンセ側が頑なにムリシーの放出を拒否。ガマガエル会長とムリシーがリオで会食したのが現地の金曜日ごろ。
CBFは慌てて、プランBに変更して、翌日の土曜日に、マーノ・メネーゼスに決まった。こちらは、コリンチャンス側も放出を快諾。「W杯前から決まっていた」なんてのは、ガセネタか?
就任したマーノ監督は「最大のチャンス」、「二番目の選択肢でもいい、挑戦から逃げないのが私の信条だ」と述べた。
次のセレソンは「世代交代」がモットーとなるらしい。8月10日のアメリカ戦(ニュージャージー)の初招集は週末開けの月曜日に。
新監督は週末にわかるらしい
ガマガエル会長が日曜日にドゥンガの後継者を発表するそうだ。
「間に合わせの監督ではない」とまで断言している。
次の代表監督は、自国開催のW杯でブラジル代表を優勝させる義務という、ハンパ無いプレッシャーを背負う。
ただし、その反面、これからは南米大陸で大会が目白押しなため、代表監督として、これまでに無い経験ができる:
コパ・アメリカ2011(アルゼンチン、日本代表も参加!)
ロンドン五輪2012
*南米予選免除
コンフェデレーションズカップ・ブラジル2013
ブラジルW杯2014
リオ五輪2016(W杯を優勝できたら、続行の可能性あり)
「ブブゼラと共に去りぬ」祭りのあとの後記
お祭りも終わってしまえば、残るのは退屈な日常、寂しいものですね…
しかし、今回も盛り上がりましたねえ…世界中が同時に、そして勝手に、
勝てば笑い、負ければ泣いた。
最後に笑ったのは、たった一つの国だけ。
大会も終わってみると、大会前から色んな考え方、色んな決めつけ、色んな勘違いがあったなあと気づく…いまも、大会の興奮に流されて、色んな結論、言葉が飛び交っている。
エスパーニャ・カンペオーン!
おめでとうスペイン!
ESTADIO: Soccer City, Johanesburgo, Africa do Sul
DATA E HORA: Domingo, 11 de julho de 2010, as 15h30 (de Brasilia)
ARBITRO: Howard Webb (ING)
PUBLICO: 84.490 pagantes
CARTOES
AMARELOS: De Jong, Van Persie, Van Bommel, Van Bronckhorst, Heitinga,
Robben, Van der Wiel, Mathijsen (HOL); Puyol, Sergio Ramos, Capdevilla,
Xavi (ESP)
CARTAO VERMELHO: Heitinga, 4’/2oTP
GOLS: Iniesta, 12’/2oTP
HOLANDA:
Stekelenburg; Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen, Van Bronckhorst
(Braafheid, 15’/1oTP); Van Bommel, De Jong (Van der Vaart, 9’/1oTP) ,
Sneijder; Kuyt, Van Persie e Robben (Elia, 25’/2oT)
T: Bert Van Marwijk
ESPANHA:
Casillas; Sergio Ramos, Pique, Puuyol, Capdevilla; Xabi Alonso
(42’/2oT), Busquets, Xavi, Iniesta; Pedro (Jesus Navas, 15’/2oT) e
Villa (Torres, intervalo da prorrogacao)
T: Vicente del Bosque
スペイン円舞曲 Rueda Flamenca
いやあ、今朝の準決勝も面白かったですねー、スペインがドイツをぐるぐると回した。
みごとな円舞、フラメンコの輪、持っている力をしっかりと出し切った。
あそこまで力の差が出るとは、思いませんでした。
これまで破竹の勢いだった若いドイツも、スペインにゲームを握られてしまった。
伝統的な「守っては潰して、相手の気持ちを折る戦法」でスペインの流れを断ち切ろうとしましたが…まったく歯が立たず。でもドイツは若い、まだ先があります。
これで決勝は「スペイン×オランダ」。いよいよ、この二国のうち一つがW杯初優勝となる。順当に行けばスペインのようにも思えますが、決勝は異質な空気だし、はたしてどうなるか…とくにスペインは自分たちのスタイルを変えない、変えられない。
繰り返し言わせてもらいますが、スペイン代表は本当にすごい選手達を揃えた。
シャビ、イニエスタ、ビジャ、セルヒオ、ペドロ、シルバといったパサーたち、強くて激しい最終ライン:セルヒオ・ラモス、ピケ、プジョル、カプデビジャ。さらにシャビ・アロンソ、フェルナンド・トーレスやジョレンテといった「スペシャリスト」まで備えている。
華麗なパス回しの末に、パス回しの出来ない無骨なプジョルのヘディングゴールが出るところに、強さを感じるのはあっしだけか。
W杯ベスト4、有為転変
今回のW杯は、世界中の30代以上のサッカーファンから、86年以来の面白味のあるW杯大会と評されている。
だから後々、サッカーの世界シナリオが書き替えられた大会として語られることをあっしも期待する。
ベスト4に残ったメンツが感慨深い。ドイツとウルグアイはそれぞれ、違う時代においてサッカー界のトップに君臨し、その後、旧勢力と言われるほど低迷した時代を経験した(ウルグアイはここまでずっと、ドイツは90年W杯優勝以降)。そしてオランダとスペインは、いよいよ悲願のW杯タイトルにあと少しまでせまっている。もちろん、これらのうち、一つのチームしか歴史に名を刻めない。
パーティはおしまい。セレソン敗北
ブラジルが負けたというより、オランダが実力で勝った。
この現実を受け止めるしかない、これもW杯の厳しさだ。
フェリッペ・メロの退場や、劣勢になったときの攻撃のバリエーションの無さや、怪我で出られないエラーノや、理由ならいくつもあげられるが、本当の理由はオランダが素晴らしい試合をしたこと。
FICHA TECNICA:
HOLANDA 2 X 1 BRASIL
Estadio: Nelson Mandela Bay, em Porto Elizabeth (AFS)
Data/hora: 2/7/2010 – 11h (de Brasilia)
Arbitro: Yuichi Nishimura (JAP)
Auxiliares: Toru Sagara (JAP) e Jeong Hae Sang (CDS)
Publico:
Cartoes amarelos: Heitinga, De Jong, Ooijer e Van der Wiel (HOL); Michel Bastos (BRA)
Cartao vermelho: 27’/2oT, Felipe Melo (BRA)
GOLS: Robinho, 10’/1oT (0-1); Felipe Melo (contra), 8’/2oT (1-1); Sneijder, 23’/2oT (1-2)
HOLANDA:
Stekelenburg, Van der Wiel, Heitinga, Ooijer e Van Bronckhorst; Van
Bommel, De Jong e Sneijder; Kuyt, Robben e Van Persie (40’/2oT –
Huntelaar). Tecnico: Bert van Marwijk.
BRASIL: Julio Cesar,
Maicon, Lucio, Juan e Michel Bastos (16’/2oT – Gilberto); Gilberto
Silva, Felipe Melo, Daniel Alves e Kaka; Robinho e Luis Fabiano
(32’/2oT – Nilmar). Tecnico: Dunga.
「ブラジル×オランダ」名勝負の系譜
またしても、互いに優勝を狙えるチームを擁して激突!
1974 オランダ3 – 2ブラジル/(クライフ、リヌス・ミケルス、ジャイルジーニョ、ザガロ)
1994 ブラジル3 – 2オランダ/(ホマーリオ、ベベット、ブランコ、ベルカンプ)
1998 ブラジル1 – 1オランダ(PK4-2)/(タファレウ、ロマーリオロナウド、ドゥンガ、クライファート、コク)
どれも激闘だった。とくに、最後の二試合は日本でも生で観た人は多いはず。
今回は:
カカ、ホビーニョ、ルイス・ファビアーノ、ルシオ、フアン、マイコン、ジュリオ・セーザル 対 ロッベン、スナイデル、ファン・ペルシー、ファンボメル、ステケレンブルフ
オランダのような優勝候補に競り勝ってこそ、決勝への自信が得られる。
クライフが試合前に「今のセレソンはチケットを払って観にいく価値なし」と言った。
それに対し、ドゥンガは「クライフはいつも、FIFAからタダ券もらって観るくせに」とやり返した。もう始まってまっせー
それに「アルゼンチンン×ドイツ」。
ここ二日は、南米とヨーロッパ対決の真打ちだ。