最近のコメント

Archive for 11月, 2004

PostHeaderIcon Armador(アルマドール)の不在

前回に書いたアドリアーノのレギュラー要求については、セレソンに良い波風が立つと人々は期待している。しかし、タレント豊富だと謳われるセレソンにもタレントが不足していると指摘するのは、やはり現在ブラジル最高のサッカー批評家トスタン氏である。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon アドリアーノが要求を叩き付けた

エクアドルにふがいなく敗戦した後の帰路、一人の選手がマスコミを通じて自分の権利を主張した。いまヨーロッパ最高のFWの一人とされるアドリーノは記者陣に「もう学習期間は終わった」と話した。現在、イタリアのインテルでセリエAとチャンピオンズ・リーグ両大会で得点王争いに加わり、決定的なゴールを量産しつづける絶好調の“リンペラトーレ(ローマ皇帝)”。彼はいま地元イタリアのマスコミの質問に答えるのに窮するという。「なぜ自分ほどのプレーヤーがセレソンでは数分だけの出場機会しかないんだ、といつも聞かれる。俺に聞かれてもね。それは監督の考えだから、としか答えようがない」。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon エクアドルに敗北

周知のとおり水曜日セレソンはアウェーのキトでエクアドルに1対0で敗北した。南米予選で初めての黒星。これでアルゼンチンに首位の座を奪われてしまった。ここ2試合で1得点も上げられないセレソンにはしょうがない結果となってしまった。世界一タレント豊富な代表チームがエクアドルごときに何をやってるんだ、と言いたくなるが試合を観た感じでは落胆するほどの衝撃でもなかった。スーパー・エキジビションではまったく無かったが、チームは幾多のゴール・チャンスを創出していた。ただゴールを結実することができなかっただけである。これがセレソンの精一杯の現状なのだ。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon 降格の炎?フラメンゴ編

ブラジレイラォンも残すところあと5節。優勝争いの行方は最後まで決まりそうもないが、もう一つ大きな反響を呼んでいるのが迫り来る降格の危機が生む悲劇だ。現時点で降格の可能性があるチームは10チーム(なんと参加しているチームの4割)で、降格圏にある下位4チームは下からグレミオ、グァラニ、フラメンゴ、パラナである。このままいけば日本でも知名度のあるグレミオとフラメンゴが降格するのである。この屈辱的な状況にクラブ・サポーターたちは怒りを抑えられなくなっている。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon 完熟したイチジク

今日のフッチ・ブログの主人公はブラジル人ではなく、同じポルトガル語圏の同郷人、ポルトガルのスーパースター、ルイス・フィーゴ。今日の“A BOLA”サイトにあったインタビューは非常に興味深い内容だった。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon クラッキが決めるとき

CLミラン戦でロナウジーニョが決めた逆転ゴールはいま世界中の話題だ。少なくとも今週は。それまで堅く守っていたミランの守備を一瞬で、一つのフェイントで開いてしまった。クラッキならではの仕事だ。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon サッカー経済とプロモーション

この1週間ブラジルとスペインでそれぞれ話題になったお金にまつわる話。サンパウロでは大衆クラブ、コリンチアンスがMSIという新投資パートナーとともにボカのテベスに180万ドルという桁外れのオファーをしたという。一方、スペインではヨーロッパ・ビッグクラブのうち唯一ユニフォームに企業広告のないバルセロナがとうとうスポンサーマネーに屈するようだ。

Read the rest of this entry »

PostHeaderIcon アスリートの限界

日本のスポーツ新聞でも報じられたサン・カエターノのCBセルジーニョの試合中の死亡。死因は心筋梗塞。セルジーニョ(ミランの選手ではない)は今年2月、ブラジルの名だたる心臓専門病院で診察を受け、心臓の問題を指摘されていた。

Read the rest of this entry »