フッチブログ☆熱帯フットボール

フットボール観てますかあ？観てますとも。

欧州シーズンも終盤に差し掛かって、盛り上がりもピークに達してきました。

今季のメッシの復調はフットボール史に残るパフォーマンスだと思っています。 メッシ本人はピザを食べるのをやめたおかげで痩せたと言っているようですが、本当かな。とにかくバルサの南米スリートップがここまで破壊力を見せるとは思ってもいませんでした。スアレスの才能と経験がメッシとネイマールのコンビネーションに爆発的な要素をもたらした。ブラジルW杯で世界中から批判されたスアレスがまた復活できてよかった。

チャンピオンズの決勝はバルサ✕ユーベに決まりましたね。バルサに勝って年末に日本に来て欲しいけど、ユーベもコンテ監督の頃から注目していたので、ユーベが日本に来てもいい（その方が周囲が静かだし）。できれば、ポグバを生で観たいな。レアルをベルナベウで封じたユーベはバルサにも十分に勝てると思う。とにかく、この決勝戦は見逃せない。

欧州リーグは海外出張が多いせいもあって、プレミアとスペインを観ています。プレミアはチェルシーがつまらないサッカーをして優勝したと言われていますが、今季のモウリーニョは盤石の戦いを見せた。ディエゴ・コスタが怪我をしてからも調子は落ちなかった。来季はCLのタイトルを狙うチェルシーの補強に興味があるね。

個人的に面白いと思ったチームがもちろんコウティーニョ率いるリバプールでしたが、前線に怪我人が多く気の毒だったね（とくにスタリッジとスターリング）。スアレス売ってバロテッリをとっちゃったけど、まったくの不発。コウティーニョはパスの出し所がなかった。ジェラールも引退、来季はCLも出られないようだ。

しかし、日本でも話題になりましたが、プレミアリーグの来季から３年間のテレビ放映権がすごい。総額が８０００億円！以上で、２０チームでああだこうだ分配しても、下位チームですら年間９０億円強の契約料が支払われる。スペイン、ブンデス、セリエ、フランスなど、どこをとっても肩を並べるリーグはいない（チャンピオンズですら2000億円弱）。（リンク：http://www.footballchannel.jp/2014/04/26/post37883/）

それにアメリカのNFLとNBAも超えているそうだ：http://www.plus-blog.sportsnavi.com/marketing/article/217

これは何を意味するのか？どうりで、世界どこへ行ってもホテルのチャンネルはプレミアをやっているわけだ（で、かつてプレミア嫌いのワシまで観ちゃってる）。イギリス式というか、まずは金を儲けて、その金で仕掛ける。

いまのところ、プレミア勢はチャンピオンズでは泣かず飛ばずだが、プレミアの上位から下位のチームまでもが世界中の選手と監督を買いあさって、強くなってきたら（でも、そうはならないかもしれない）…とにかく、この先、ヨーロッパの主要リーグ間でも格差が生じるだろう。割を食うのは国の経済が危ういスペインとかイタリアかな…ポルトガルは完全にプレミアの狩り場になっている。

まあでも、カネ、カネと言ってもつまらねえから、南米リベルタドーレスでも観ようかなと思って、今日はベスト１６のボカ✕リーベルの2ndレグ（ボンボネーラ）を観戦していたら、前半は０－０の白熱した展開、だが、後半開始のときにボカのサポーターが控え室を出る複数のリーベルの選手を目がけて花火かなんかで催涙ガス（ペッパー・ガス）を発射（？）した。一部の選手たちはガスにやられて涙がとまらない、そのうえ花火の火でやけどを負った。これが、南米の名門リーベルの選手たちにすることか？

試合は一時間の中断ののち、サスペンデッド。で、結果はどうなるか、誰も知らないままとりあえずお終い。1stレグをホームで１－０で勝ったリーベルが進むのが妥当だとは思いますが、なにせ南米ですので…ボカはお咎めもないかもしれない。球場に行った他のサポーターやテレビの視聴者はどうなんの？私の時間を返してよ。

おカネがないのはしょうがないとして、運営力もない、ルールもない、サポーターは野蛮、おちおち球場にも観に行けない…ここ二日、チャンピオンズ準決勝2ndレグを立て続けに観た身としては、つらいぜ。南米を代表するスーペルクラシコがこれだかんね。南米さんよ、こんなんで、この先どうすんの？

リベルタドーレスは、せめて我がインテルとクルゼイロがベスト８に残っているのが慰め。インテルまた日本に来ないかなあ。

6 Responses to “観戦雑記2015_5月”