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PostHeaderIcon パヘイラの言い分は「国内クラブ支援策」

ブラジル南部Zero Hora紙の記事によると、パヘイラ監督は今回の招集についてブラジル国内でプレーするフィールド・プレイヤーを呼ばなかった理由として「セレソンに呼べば、すぐに海外クラブと契約してしまう。いま国内リーグは大詰めを迎えており、ここで主要選手が抜けると困るはずだ」


彼が言うとおり、ここ8ヶ月で新たにセレソンに招集した7人の選手、ニウマール(インテルナショナル→リヨン)、ヴァグネル・ラブ(パウメイラス→CSKAモスクワ)、ディエゴ(サントス→ポルト)、ヘナト(サントス→セビーリャ)、マイコン(クルゼイロ→モナコ)、クリス(クルゼイロ→リヨン)、グスターボ・ネリ(サンパウロ→ブレーメン)。他にもアレックス(クルゼイロ→フェネルバフチェ)やルイス・ファビアーノ(サンパウロ→ポルト)等は今年セレソンでプレーするチャンスをもらい、そのおかげで海外クラブに移籍していった。パヘイラいわく「ブラジル代表というブランドは海外クラブの購買欲をあおる」。
しかし今はヨーロッパ移籍市場は閉鎖中で、選手の流出の心配はない。ここに来て弁明めいた解説に、国内選手はもう眼中にないという意図があるのではないか。しかし週末のヨーロッパ各リーグでセレソン・メンバーの数人が負傷で途中交代している(フランスのジュニーニョ、バルサのエジミウソンのように)、万が一、招集選手の交代を余儀なくされたとき、パヘイラの真意がわかる。
フッチ・ブログ的には、ジュニーニョ・ペルナンブカーノが負傷でプレーできない場合、海外プレイヤーではジュリオ・バチスタあるいはディエゴ(ポルトでまだレギュラーに定着しておらず微妙)が有力で、そうでなければ国内にいるホビーニョを呼ばなければ世論は納得しないだろう。
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