最近のコメント

Archive for the ‘海外事情’ Category

PostHeaderIcon 衰退の代償

いまさらロナウドのミランへの移籍話について書くつもりはなかったけど、今週のオ・グローボ紙に、この移籍話にまつわるお金の話がのっていて、面白かったので、触れてみたい。
これを書いている数日後には、おそらくミランとレアルがロナウドの移籍を完結させていると想像する。
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追記1あり

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PostHeaderIcon サッカー欲の暴走

いやはや、ロナウジーニョのゴールは凄かった。オーバーヘッドそのものもそうだけど、その瞬間、利き足の右足に持ち替えるために、胸トラップをあえて後ろにそらしたこと、コンマ1秒の判断、まさに曲芸。
とまあ、褒め言葉はここまで。この試合を観た人はわかっているけど、後半42分、このゴールは完全に試合を支配した時点でのダメ押しゴール。もう、それまで、さんざんボールを回され、カンプノウで死に体を晒していたビジャレアルに対する余興、獲ったネズミを食べる前に猫が弄ぶような、そんな感じのゴール。勝敗を決定づけたプレーではなかった。
まあ、ここまで書いてしまうと「なんで、フッチさんはいつもそんな辛辣なことしか言えないの?」と逆に批判が返ってくることも、当然、覚悟の上。でもね、この試合には、なにかこう両クラブ、観客、スペイン・プロサッカー協会から世界中のサッカーファンまで、全員が絡んでお膳立てしようと、なにか暗黙の「スペタクルへの演出」というものが垣間見えた気がしたんです。たぶん、ひがみっ気の強いあっしだけが感じたことでしょうが。

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PostHeaderIcon 移籍してよかったねえ

今週は日本中を騒がせた移籍話と、ブラジルとスペイン間で“お騒がせな”移籍話の二つがありました。
日本では、松坂大輔選手の移籍話が話題になりました。日本野球界の25歳のエースの移籍交渉権を得るために、ボストン・レッドソックスがおよそ5100万ドル(60億円)で応札。
たった一人のピッチャーのために、すごい金額です。松坂の年俸はまだ交渉で決まるそうですが、4年契約で年俸1500万ドル前後と、これまた破格。
これだけのスケールの金額がパッと出てくるのも、アメリカという世界最大の消費大国と、日本という世界最大の工業国の互いの経済力のプッシュアップあってのことだと、マスコミでも報道されました。
アメリカでプレーする松坂のイメージを利用して、日本の企業がアメリカおよび世界に向けて製品を宣伝する。その松坂の肖像権を利用してレッドソックス側は投資額を回収できる、と踏んでいるらしい。もちろん、松坂投手が活躍することが大前提ですが。
一方、ブラジルでは、フルミネンセから飛び出て、ここ、たった数ヶ月でセレソンで活躍して一躍注目された18歳の左SBマルセロがレアル・マドリードに移籍した。その移籍額は600万ユーロ、または770万ドル推定。長年、レアルの左SBを務めてきたロベカルの後釜として、ひとまず、レアルBに入団するらしい。推定年俸は40万ドル。

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PostHeaderIcon ショート・ネタfromヨーロッパ

今回hは、ヨーロッパ絡みのネタでいきます。
まずは、なーんと、ホビーニョがちゃっかりと妖精とスナップショット!
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ホニャララ

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PostHeaderIcon カルヴァーリョREMIX

いやあ、ダニエウ・カルヴァーリョのどシュートはたまらん。
CSKAモスクワ1?0アーセナル
レーマン粉砕
csklho.jpg
この調子で、セレソンの7番をもぎとってくれ、な

PostHeaderIcon 「愛の終わり」byリケルメ

器の大きな選手が批判を受け続けるとどうなるか。
リケルメはとうとうアルゼンチン代表を去ってしまった。強い意志をもつ彼の決断とくれば、引退表明はおそらく決定的なことなのだろう。
チームの柱、最もクリエイティブな選手が良いプレーができなかったり、大会で良い結果を残せなかったときは、マスコミを筆頭に周囲の人々から攻撃される。ブラジルの場合はロナウド、ロナウジーニョ、日本の場合だって中田、中村が今回のW杯でヤリ玉にあげられた。
とくに、チームの真ん中でボールを受け取って、配給する役割を担う、いわゆる司令塔タイプの選手は大変だ。前にも書いたが、リケルメのスキルに関しては何も文句のつけようがない。近年現れたアルゼンチン・プレーヤーでもピカイチの展開力、キープ力。クラッキの風格。
しかし、なぜか本人にとって、そしてアルゼンチン・サッカーにとって、不運にもリケルメは批判にさらされる運命にあった。アルゼンチンを出てヨーロッパに渡ってからは、まるで「魂の平穏を追い求める遍路」のような経過をたどっている。
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PostHeaderIcon ブラジリアン、チャンピオンズ06-07

今年もやってまいりました、世界で最も豪華絢爛なフットボール大会「UEFAチャンピオンズ・リーグ-シーズン06-07」
過去2シーズンでやってきた通り、今回もCLに出場するブラジリアン・プレーヤーのリストを頑張って作ってみましたデヤス、はい。ただし、本大会のみの数字です(予選にもブラジリアンはうじゃうじゃいましたが)。
名付けて「チャンピオンズを支えるブラジリアン・プレーヤー」。
04-05シーズンは総数:68名
05-06シーズンは総数:63名
そして
06-07シーズンの総数は83名と飛躍的な増加でした。こうなると、たぶん、国別選手登録ランキングのトップ3には確実に入っているとは思います(例年の1位はフランス)。今回は大会直前の移籍情報、非登録選手などのデータにまどわされないよう、一括して、UEFA公式サイトのみから選手名をチェックしてます(その方が楽だし)。何か間違いがあれば、ご指摘いただければ有り難いです。
では、さっそくリストへ。

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PostHeaderIcon Tutto Vero !イタリアが優勝しちまった!

サブタイトル「ジダンのジャウミーニャな一日」
ああ、これから4年間、イタリア人の自慢話に付き合わされるのかあ…
2006年、ドイツW杯ファイナル
「イタリア1×フランス1、PK戦イタリア5―3フランス」
W杯決勝戦観ましたか?観ましたよね。
あっしも観ました。で、観ているうちに、徐々にフランスを応援しました。攻撃を仕掛けるチームの方に肩入れする習性がついてますんで。
とかなんとかいって、無理矢理ブラジルサッカーにこじつけようとしています。哀しい習性です、ああ、うら哀しい…
喜ぶイタリアーナ
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PostHeaderIcon フランスの守備文化

これだから、ヨーロッパのチームに負けたくないんだよなあ。
あちらは勝ったら、勝ったで、ほんと、ウンチク、理屈、哲学論で勝ち誇る。
とくに、フランスとドイツのこの2国は、偉そうなこと言わせれば、もう手がつけられない。サルトルとニーチェの国だかんな。
そんな気持ちにさせてくれたのが、トルシェさんの今朝の朝日新聞の記事:

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PostHeaderIcon アディオス

いやあ、こんなにアルゼンチンを応援したのも久しぶり、いや、ひょっとして初めてかも。
ドイツW杯、クォーターファイナル
「ドイツ1×1アルゼンチン、PK戦ドイツ4×2アルゼンチン」
ベルリン、オリンピア・シュタディアム、71,000人観衆
argdt.jpgRead the rest of this entry »