Archive for 10月, 2004
FIFA世界(本当はヨーロッパ)最優秀選手、候補リスト
2004年12月20日、スイスのFIFA本部で開かれるFIFA年間最優秀選手賞の候補リストが昨日発表された。選ばれた35人の選手のうち6人がブラジル人と、ブラジルは幸福にも候補選手の最も多い国となった。
エジミウソン半年間離脱
バルサに取り憑いてる悪霊はとうとうセレソンに及んだ。両チームでボランチを務めるエジミウソンは先週末のリーガ第6節ヌマンシア戦で右膝の半月板剥離および前十字じん帯断裂の重傷を負い、半年以上の治療を余儀なくされた。バルサの問題はともかく(もう一人のブラジル人ボランチであるモッタもじん帯断裂で離脱)、セレソンはこれで1週間に二人のボランチを失った(もう一人はアーセナルのG.シウバ、背筋を痛め1ヶ月離脱)。
1974年10月2日、ペレが引退
あれから30年!サッカー史上最高の選手がサントスで引退を表明した。それから1年後アメリカのコスモスで再復帰をするのだが、ブラジル人にとっては、1974年10月2日がペレの最後の現役試合だ。
そのペレが録画で蘇る。今年ブラジルで公開された(日本では公開されないのだろうか?)「Pele Eterno(永遠のペレ)」がDVDで発売された。いずれ日本でも手に入る。
ロマーリオ、最終章
ロマーリオは今週リオで記者会見を行い、自身の引退試合を11月10日アメリカのロサンゼルス・コリゼウムで行うと公表した。同スタジアムは1994年W杯決勝戦の舞台でブラジルが4度目のW杯を手にした記念の場所だ。ロマーリオをはじめ当時のセレソンのメンバーを集め、同じく94年W杯のメキシコ代表チーム(こちらはGKホルヘ・カンポスの引退式を行う)と記念試合をする。だが、これで終わらないのがロマーリオの会見。その後、相変わらず爆弾発言を残していった。
バルセロナ?“夢の機械”
昔のサッカーはこうだった(スピードという要素を除けば)。体が小さくてもテクニックがスバ抜けた中盤の選手が次から次へとパスを回していく。まさに想像力のお祭り。「なんて美しいパスなんだろう」、「次はどんなことをしてくるんだろう」、人々は期待に胸を膨らませ球場に足を運んだ。
CLを支えるブラジル人プレイヤー
UEFAチャンピオンズ・リーグの熱狂ぶりはブラジル人にとっても羨ましいかぎりだ。ブラジルでもCLは放映されており、人々は異国の地にいる同郷人の活躍を見守っている。実はCLに参加するブラジル人選手の数は半端ではない。いまブラジルのサッカー・サイトでは“ブラジル人プレイヤーがいなければCLの面白味は半減すると思うか?”といったアンケートまで出回っている。