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PostHeaderIcon ホビーニョの“セリ”開始

ワールド・サッカーの購買欲は待つことを知らない。いま、ブラジル・ポルトガルそしてイギリスのマスコミでホビーニョ獲得の話題が昇っている。事の発端はポルトガルのクラブ、ベンフィカの会長がサントスの試合を観戦に訪れたためだ。試合後、サントスの会長、ホビーニョ自身、ホビーニョのマネージャー等と一緒に会食した。サントス側はホビーニョを06年W杯後あるいは5千万ドル以上でしか手放さないと言っていた。ここにきてサントスの会長が柔軟な態度を見せたことで、ベンフィカ以外にもチェルシーがホビーニョ獲得に名乗りをあげたと、イギリスのマスコミが報じた。


サントス側はホビーニョの移籍を否定している。それもそのはず、チームは今全国選手権で首位争いをしておりチームの集中力を欠く話題はご法度だ。一方、ベンフィカ側およびポルトガルのマスコミはホビーニョの獲得情報を大々的に報じた。
しかし今はヨーロッパ移籍市場が閉ざされているため、両者とも正式にサインできないはず。ベンフィカ側はつまりホビーニョに“ツバをつけた”といった感じの公表ではないだろうか。クラブはここのところ、ライバルのFCポルトにディエゴやルイス・ファビアーノなどの大型ブラジル人プレイヤーを獲得されている。ホビーニョの獲得に乗り出したという姿勢を示すことでファンにアピールしているのだろう。勇み足に終わらなければいいが。
この情報を見て「なんだ、ホビーニョは移籍するつもりじゃないか」と言っているのはロシア人石油王アブラモビッチ。所有クラブ、チェルシーのために1年前からホビーニョに触手をのばしていた。イギリスのマスコミによると、石油王はホビーニョにまず18億ユーロほどを用意しているという。これは先月アヤックスがオファーしたとされる13億を越える。
イギリスからの攻勢に黙っていないのが、イタリア勢だと噂される。これまでもサントスに打診をしてきたユベントスやインテルもオファーを検討しているところだろう。ちなみにユベントスとチェルシーはヨーロッパのビッグ・クラブのうちブラジル人選手が1人もいない2クラブだ。
さあ、セリが始まります!どなたがこの天性のドリブラーを連れて行きたいのか?金額でお答え下さい。そこのイギリスの紳士、イタリアの伊達オーナー、それとも、そこのふてくされたポルトガルの御方。皆さん、潔くカバンを開けて、中身を見せてください。ちょっとそこのブラジルからの人達、お金がないのならお引き取りください。野次馬が一番困るんです。
おれたちのホビーニョを連れて行くな!
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