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PostHeaderIcon ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、円熟の指揮者

Antonio Augusto Ribeiro Reis Junior、この長ったらしい名前の終わりを取ってJuninhoで、ブラジル北東部ペルナンブーコ州ヘシフェ市(リバウドも生まれた美しい海岸都市)生まれからPernambucano:ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、1975年生まれ、92年17歳で地元Sport Recifeでプロデビュー、95年にリオのバスコ・ダ・ガマに移籍してから97年ブラジル選手権優勝、98年リベルタドーレス杯優勝。2001年からフランス・リヨンに移籍、初年度から続けて3年連続フランス・リーグ優勝。


それまでのリヨンはリーグ1(国内リーグ)を一度も制覇しておらず、ジュニーニョは初年度から中盤の指揮者としてチームを率いて、あれよあれよのリーグ3連覇へと導いた。
ボランチの位置から相手エリアラインまでを支配においた頭脳的な動きは、緩急自在であり、あらゆる位置からゴールを狙える右足は、フランス人があのプラティニと比較するほどだ。今年もリヨンを率いてリーグ4連覇と初のCL優勝を狙う。
ブラジル代表歴はU-21に選ばれたことがあり、2001年から徐々にセレソンに招集されはじめるものの、01年コパ・アメリカでの惨敗、02年W杯南米予選での低迷期と重なり、02年W杯メンバーには呼ばれなかった。しかしその後もフランスで安定した好プレーをみせ、ヨーロッパ・シーンで評価が高まるにつれ、今年5月、パヘイラ監督のもとセレソンの中盤トリオ(ほかはゼ・ホベルト、ジウベルト・シウバ)のレギュラーに定着している。ゼ・ホベルトと二人でセレソンの攻守の要となる。
現在29歳。体格的に恵まれてはいないが、その類希なるボール運びの技術は日本のサッカーファンにもぜひ注目してほしい選手だ。
バスコ時代のジュニーニョ
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