ブラジル3×0スペイン、力ずくでカンペオ-ン!
セレソン、カンペオーン!!スペインを粉砕!
これほどの圧倒的なゲームは予想していなかった。
前半の圧倒的なパフォーマンス、まるで火が付いたようなセレソン。こんなにガツガツ試合に入ったセレソンは、これまで観たことがないほどだ。まるで今季CLでバルサを粉砕したバイエルン・ミュンヘンのようだったな。
フレッジのどゴールからすべてが始まった。「無形のストライカー」フレッジは器用すぎて下手に見えるのだろうか。
黄金世代スペインの公式戦無敗記録は29試合でストップ。
だが、これは、あくまでもコンフェデ杯だ。これを優勝して、本大会を逃すんじゃ、意味が無い。サポーターの力は偉大だ、チームは今日は実力以上の力が出せた。だが、いつもこうなるとは限らない。チームはここから成長しなければならない。スペインもこの敗北を受けて、来年までに変化せざるを得ないだろう。
フェリポンはよくやった、チームを短期間で仕上げる能力が本当にすごい。ヨーロッパの主流スタイルをうまく封じれた。ドイツとやりたいな。フェリポン自身が復活した、来年まで、もう誰も彼の指揮を疑わないだろう。
スペインはまだ世界王者、ブラジルの観衆のブーイングこそがその証だ。スペインのシャツを見て感動した。今日の勝利は素直に喜びたいけど、スペインサッカーに敬意を表して、ここまでにしておこうっと。
Brasil 3 x 0 Espanha
Árbitro: Bjorn Kuipers.
Auxiliares: Sander Van Roekel e Erwin Zeinstra (Holanda)
Brasil: Júlio Cesar – Dani Alves, Thiago Silva, David Luiz, Marcelo; Luiz Gustavo, Paulinho (Hernanes, 88); Hulk (Jadson, 73), Oscar, Neymar; Fred (Jô, 80).
Técnico Luiz Felipe Scolari.
Espanha: Íker Casillas – Álvaro Arbeloa (César Azpilicueta, 46), Gerard Piqué, Sergio Ramos, Jordi Alba; Sergio Busquets, Andrés Iniesta, Xavi Hernández; Pedro Rodríguez, Juan Mata (Jesús Navas, 52); Fernando Torres (David Villa, 59).
Técnico: Vicente del Bosque.
2007年のコパアメリカ決勝を思い出しました。
サッカー界のブラジルとスペインがバスケ界におけるアメリカとスペインみたいなライバル関係になりますように。
ズブッラさん試合は堪能できましたか。これからも互いにライバルでいたい関係ですね。そういえば、フットサルの世界でも二強ですね。まずは今シーズンのリーガでのネイマールの成長に期待ですね。
2点目のネイマールのゴール、DFをすり抜ける動きと豪快なシュートはしょっちゅう動画で見ているペレのゴールを連想しました。
MVPはルイス・グスタボ、スペインに勢いのあった時間帯に巧みに相手の持ち味を消して味方に上手いことつなぎました。エメルソン、ゼ・ロベルト、マウロ・シウバといった歴代の縁の下の系譜ですね。ブラジルのブスケッツになって欲しい。
ただ勝利が決定的になってきた頃から「ああこれはコンフェデなんだ」とドゥンガ時代の苦いトラウマが思い起こされました。ここで進歩を止めてはいけない!ネイマールとフレッジ以外の攻撃陣はもっとスケールアップしてほしい!オスカールはもっと自分を出すべき。イニエスタの足を蹴ってる場合じゃない。パウリーニョもシュート以外にも攻撃の引き出しを増やすべき。
ただベテラン編重のドゥンガと違ってフェリポンはカカと呼んだり若手を積極的に起用するイメージがあるんで、コウチーニョ等これからの選手起用にはかなり期待できますね。来年が楽しみです。
よく観てますねえ…ネイマールのゴールの天井を突き上げるシュートはサンパウロFC時代の若きルイス・ファビアーノを思い出しました。カシージャスもあれはムリだ。というか、カシージャスは(カカのように)モウに完全にメンタルを壊されましたね。かつての覇気が感じられなかった。セレソンは個々を見ると、もっとやれると思いますよね。みんな出し切っていない、と。なのに、それを集団としてまとめて優勝しちゃうって、フェリポンの手腕なのでしょうか。