ブラジル2-0メキシコ、ネイマール覚醒
ネイマールが成し遂げた。強敵メキシコを相手にチームを背負って決めた。証明した。
歴代のクラッキ達が通ってきた儀式、ペレ、ガヒンシャ、ジャイルジーニョ、ジーコ、ロマーリオ、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョ、カカ。とくに記憶にあるのが1993年W杯予選最終戦のウルグアイ戦のロマーリオの圧倒的な活躍。
これまでのし掛かってた疑問符を消し去った、その存在価値を証明した。これから、末永くセレソンのエースとして君臨していくだろうその瞬間だった(ことになってほしい)。
試合内容としてはメキシコに支配された。とくに左サイドは楽々と突破されていた。これが現実だ。もう恥ずかしいことでも何でもない、チームの完成度という意味ではメキシコの方が上。ドスサントスはブラジルサッカーに来れば大スターになれるな。
「メキシコを葬り去る」なんてフェリポンが言うモンだから、それにサポーターの熱狂をあえて受け止めるような演出。それが先制点の勢いに関係したが、と同時に、選手達がやけにハイテンション、不必要なファウルの連続。そして知らぬ間に、クールにプレーできないまま、ゲームの支配がメキシコに。これも経験だな。後半は、それなりに対応できるようになった。
前回よかったオスカルとフッキが冴えないなか、ネイマールは頑張ったな。エルナネスを入れて3ボランチにしてから、中盤にさらにスペースができるって…連携はまだまだだな。今回はネイマールの決定力に助けられた。
次はイタリア。難易度は更に上がる。
BRASIL 2 X 0 MÉXICO
Estádio: Arena Castelão, Fortaleza (CE)
Data/Hora: 19/6/2013 – 16h (de Brasília)
Árbitro: Howard Webb (ING)
Auxiliares: Michel Mullarkey (ING) e Darren Cann (ING)
Público: 71.527 torcedores
Cartões amarelos: Thiago Silva, Daniel Alves (BRA); Guardado, Herrera, Rodriguez(MEX)
Gols: Neymar, 9’/1ºT (1-0); Jô, 47’/2ºT (2-0)
BRASIL: Julio Cesar, Daniel Alves, Thiago Silva, David Luiz e Marcelo; Luiz Gustavo, Paulinho e Oscar (Hernanes – 16’/2ºT); Neymar, Hulk (Lucas – 32’/2ºT) e Fred (Jô – 37’/2ºT).
MÉXICO: Corona, Flores (Herrera – 12’/2ºT), Francisco Rodríguez, Héctor Moreno e Salcido; Torrado (Jimenez – 41’/2ºT), Mier, Torres (Barrera – 24’/2ºT) e Guardado; Giovani dos Santos e Chicharito Hernández.
ネイマールの影に隠れてジョーが結果だしてますね。北京五輪以来かな?日の目を見るのは、サッカー人生どこで上向くか分からない。パトも頑張れ!
ジョーとベルナルはアトレチコ・ミネイロでロナウジーニョと組んで快進撃。今年のリベルタドーレス杯で生き残っている唯一のブラジルチームですね。パトは残念ながら…