最近のコメント

PostHeaderIcon 頭にきたよ、ナイキさん

最近、激怒ばっかりで頭の血管が破裂しちゃうかも。
ロナウジーニョのミラクル映像について、inoranさんから、イブラヒモビッチの記事のリンクをいただきました。下記:
ナンバー、イブラヒモビッチ記事
「金の玉」受賞者ロナウジーニョは同業者にまで「イカサマ」と言われている。
イブラヒモビッチはロナウジーニョのことを嫌いなのか?違う、彼は本音のことを言っているだけ。サッカーの才能に長けた人間があの映像を見れば、一発で合成だって分かるということだろう。


下記、inoranさんのコメントへのあっしの返答:
あのロナウジーニョの映像に関しては、
技術的な問題があると(つまり合成されていると)、ブラジルのネット・フォーラムで指摘されて、ほぼ満場一致で合成だということで終了しました。
ロナウジーニョが一本目を蹴ったとき、ゴールネットが揺れますが(ネットは半分ぐらい捲り上げられている)、それ以降の3本は揺れません。ズームアウトされてるから、わかりにくいですが、よく見てさい。確かに、ネットは微動だにしません。
それに、ボールがゴールバーに当たって跳ね返るスピード、弾道(描く弧)、角度も不自然。それに、一本目のシュートをズームインして、あとの3本目はずっとズームアウトしたまま。全部終わった時点でまたズームイン、というのは、あらかじめ演出を決めていないと出来ないカメラワークだと思います。
つまり、リフティングしている映像に、別にとったゴールシュートの映像を挿入しているのではないでしょうか。後ろで練習している選手達の映像など、デジタル映像を編集しことのある人間なら、容易に合成可能だと分かるはず。というか、現実味を出すために、あえて合成しておくべき「ネタ」。
結局、あっしも合成ってことで納得してます。だからといって、ジーニョを称賛しないわけではありませんが、でも…
なぜに、こんな映像を作る必要があった??????
inoranさんを初め、flavanchaさん、ロナウジーニョを信じて、ここに書き込んでくれた人たちの純粋な気持ちはどうなる?これを見た子供たちは?
ああぁ、ナイキさんよ?!!
本当の映像なら、全世界でCMで流してもいいほどのスペシャル映像だわさ。ネットでちまちまアップしているところが、また怪しさをかきたてる。
あっしは子供のころ、プロを目指してテニスの英才教育を受けていました。当時の人気プレーヤーがジョン・マッケンローだった。彼は水色でカーブ状のストライプのシューズを履いていた。当時、無名の「ナイキ」というメーカーだった。マッケンローが履くなら正直、あっしも欲しかった。
あれから20年あまり、ナイキさんはいつの間にかサッカーの世界に入ってブイブイ言わせてるけど、
サッカーの伝統とか理解してんのかな?
ブラジルでも「10番になるオーディション」なんてのを今年やったけど、じゃあ「3番、8番、9番、他の背番号よりも10番は偉いってワケか?」と総スカンくらって、サッカーのことまったく分かっていないことが露呈。
金儲けも楽じゃないね。セレソンもナイキがスポンサーになってから、タイ戦、マレーシア戦、UAE戦とか、意味の無い親善試合に一杯かり出されている(まあ、バルセロナ戦は感謝ですが)。早く、ブラジル国民の誇りのチームから撤退してくれないかな?

577 Responses to “頭にきたよ、ナイキさん”

  • flavancha says:

    合成で決着ですかー。とほほって思いましたけど、まっいっかって思いました。ここ1ヶ月半は、試合で無茶苦茶なので。
    フッチさんのマッケンローへの憧れと似た様な感じで、僕は、女子マラソンのイングリッド・クリスチャンセンが履いてたシューズとやっぱりエアジョーダンシリーズ!には憧れてましたけど、ナイキフットボールはつまんないですね。アディダスもつまんないですけど。
    この記事と関係ないですけど、アンブロの94年のセレソンのシャツの好みです。
    日本代表は賛否両論ある、あの炎シャツが好きです。独特で好きです。

  • フッチブログ says:

    flavanchaさん、
    ロナウジーニョを愛しているファンたちには、別に関係の無いことかもしれませんね、まこと。
    あっしに関しては、ブラジル人プレーヤーのイメージを作らないでほしい、というのが本音。
    ロマーリオ、ジャウミーニャ、エジムンド、ジェルソン、リベリーノ、ほか多数のヒール・プレーヤー。彼等の魅力は技術面以外にその「ダークさ」にある。
    ロナウドぐらいからかな、「ヘラヘラ笑う」ようになって、CMでがっぽり金稼ぎはじめたのは。カネ、カネ、カネ…いまのサッカーの象徴だ。
    映像の件は、あっしの結論ですから、実際は本当にやってるかもしれません。
    しかし、なんで同業者から「ウソだ」って言われなきゃならいない?「作りモンの世界でいい」という発想にがっかりした。

  • inoran says:

    いやーそうだったんですね!
    でも、試合の方がずっと魅力的なので文句はないです。
    試合のプレー見てると本物な来もしますし。
    NIKEはデザインかっこいいし、機能的にも素晴らしいみたいなので、
    そのまま大人しくやってるだけで十分だと思うんですが…
    個人的には好きな選手が「あ、ナイキなんだ!」ってゆう発見をすることに小さな喜びを見いだすタイプです。

  • フッチブログ says:

    inoranさん、
    ビデオの件、軽く受け止められているようで、よかったです。海外では、あっしなんかより、もっと過激な人たちがいますから。
    あっしなんか、リバウドやルイス・ファビアーノが「ミズノ」のスパイク履いていたとき喜びを感じました。
    セレソンのオフィシャル・サプライヤーにはブラジルのメーカーになってほしいな。「TOPPER」や「Penalty」とか。
    そうすれば、変なCMにかり出されないし、もっとブラジルっぽいセレソンになれるかも。

  • Lisa says:

    はじめまして。
    以前から楽しく記事を読ませていただいておりました。
    今回のNikeの映像の件、とても残念に思います。
    仰るとおり、なぜ作る必要があった???ですよね。
    でも、これまでのTVオンエアのCMに関しては、Nikeが果たした役割というのは小さくないのではないかと思います。NikeのCMを見て、ブラジル選手の凄さに驚き、惹かれた、私のような人間もいるはず。親善試合も、サッカー後進国がセレソンの素晴らしさを目の当たりにし、サッカーの楽しさを知ることがあるとすれば、意味がないとも言えないのではないでしょうか。
    ファンの裾野を広げる時には、サービス精神が不可欠で、それによって真の姿から少し離れてしまうこともあるでしょう。しかしそれなくして、一部の識者が愛好し論述するだけでは、他のメディア受けするものにどんどん押されてしまうのが、今の時代。いろいろな物事が変化していっている時代ですよね。ビジネス屋さんにはイラつくことも多いですが、助けられている部分もあると思うので、否定するのではなく、教え育てていくほかないのではないかと思います。
    突然出てきて支離滅裂気味のことを書いて申し訳ない。
    でも、”変なCM”でセレソンに興味をもち、その後好きになった人もいるっていうことをお知らせしたかったのです。それが、ブラジルっぽいセレソンではないとしても。

  • フッチブログ says:

    Lisaさん、どうもはじめまして。
    このエントリーを書いたのは、実はLisaさんのような意見も聞ければなあと思って書いた節もあるんです。
    ナイキの数々のCMでセレソンは世界中でより身近なものになったことは事実でしょう。W杯イヤーの来年には、新たにCMが作られることも必須でしょうし。でも、それはナイキという企業の営業戦略の一端を担いでいるからに過ぎません。
    CMを見てセレソンを好きになった人には、感謝したい。でも、これからは、しっかりと試合を観てほしい。CMには作られたイメージしかないから(たとえばカカはアディダスだから、ナイキのCMには出てきません、じゃあ、そもそもセレソンのCMでもない)。
    あっしのセレソンのイメージは、試合前の控え室でスタッフ全員で肩を抱き合って輪を作り、天の神に祈りを捧げる。02年W杯やコンフェデ杯で優勝したあと、ピッチで輪を作って、また天に感謝する。世界で最も「互いを信じ、神の力を信じる代表チーム」です。日本で「神」といっても、ピンときませんが。
    もし、ナイキさんがこういった映像をCMにするなら見直しますが、これじゃあ、あまりにも絵にならないでしょう。
    ヨーロッパ勢が生死をかけた欧州予選最終ラウンドで、セレソンはセビリアのクラブ100周年記念のお祭りに参加。
    アルゼンチンとイングランドががっぷり勝負しているときに、UAEとお遊戯。もうスポンサーの思惑がからんでいるとしか言いようのないカードの組み方にあっしは辟易しています。
    もし王座から転げ落ちるのなら、こうした小さなことが積み重なっていくのだろうな、と考えてしまうわけです。サッカーの歴史には、有頂天になったチームが、たった1試合負けただけで絶望に落とされる、というのはザラにあります。古くからのサポーターは全て見てきている。
    もし、Lisaさんがセレソンを愛してくれるなら、ナイキのCMには出ない地味な選手たちについても、同じように注目してやってください。
    ちなみに、ブラジルではみんなナイキのオリジナルでなく、「まがい物」ばかり着ています。誰もスポンサーなんかに振り回されません。

  • Lisa says:

    フッチブログさんにうまく乗せられていたんですね。
    いやはや、参りました(^_^)
    > ナイキの数々のCMでセレソンは世界中でより身近なものになったことは事実でしょう。
    これが一番重要なことなのではないかと思ったんです。ブラジルがサッカーにおける王国であることは誰もが知っています。サッカーを見ない人でも知っている。でもそれと興味があること、好きになることとは別の話であり、CMは人の興味を引くという最大の役割を果たしました。その後、真実の姿を見ようとするか、しないか、見て好きになるか、ならないか、は人それぞれです。また、たとえセレソンを好きにならなくても、サッカーを好きになる人はいるかもしれない。そうやってファンを増やすことは、サッカーに、ブラジルに、プラスに働くのではないかと思うのです。
    あの「輪」は私も大好きです。なんともいえない空気があって、素晴らしく絵になると思います。ただ、ドキュメンタリー向きの絵であり、CM向きの絵ではないとは思いますが。
    それから、「そもそもセレソンのCMでもない」というのは、ナイキもそのつもりで作っているわけではないと思うのですが・・・?セレソンのCM作られたら、逆に私はちょっと嫌です・・・。ナイキのものみたいになってしまいそうで。セレソンがナイキを利用、活用している、と思いたい。
    というスタンスから見ると、親善試合の組み方は、ナイキではなく、ブラジルサッカー協会の考え方に問題があるのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。いろんな意味で世界一の国の協会が、一企業の言いなりになるものですか?それほどビジネスに食い込まれてしまっている?だとしたら、ナイキという企業の問題にとどまらない、サッカーの在り方にとっての一大事なのでは!?
    ちなみに、私はCMに出ていなくても試合に出ている人なら、皆注目していますよ(^^)
    セレソンに選らばれていないブラジル選手にもお気に入りさんがいたりもします。
    初めてセレソンを見たのが98年W杯なので、殆ど何も知らないも同然ですが、知りたいという気持ちはあるので、また読者に戻って楽しませていただきますね。

  • フッチブログ says:

    Lisaさん、
    こんにちは、Lisaさんの言わんとしている事は、ようく分りましたよ。
    ただ、世界中の人々があなたのように、純粋であったら、と思わずにはいられません。
    >いろんな意味で世界一の国の協会が、一企業の言いなりになるものですか?それほどビジネスに食い込まれてしまっている?だとしたら、ナイキという企業の問題にとどまらない、サッカーの在り方にとっての一大事なのでは!?
    一大事だからこそ、こんなブログで大袈裟に騒いでいるのです。
    映像の件を見てください。ロナウジーニョは自分の意志で「ありえない連続バー当てシュートを合成してください」と、CM制作スタッフに言ったのでしょうか。
    むしろ、その逆で、彼は制作スタッフの方から「こんなモン作ってみては、いかがでしょうか?」とそそのかされたのではないでしょうか。
    なぜ彼はそんな言葉に耳を傾けなければならないのか、それは巨額の金をもらっているから他にならない。セレソンも同じですよ。
    CBFの会長職は任期制だから、調子のいい時に稼いでおく。権力とはそういう物でしょう。
    たとえば、いまのバルサのチーム構成の一端を担ったサンドロ・ロセルという人物は、ナイキ・フットボール部門の重役だった。
    ロナウジーニョ、デコ、エジミウソンといった選手たちが、W杯後ごっそり移籍したのは偶然ではないのですよ。ロナウジーニョの移籍本にすべて書いてあります。
    ナイキというメーカーは、ひとつの国のサッカー連盟の会長よりも権力がある。セレソンは例外ではありませんよ。
    なんか、夢をぶち壊すような話で申し訳ありませんが、あっしが「カネ、カネ、カネ」という気持ち、少し理解してもらえたでしょうか。

  • Lisa says:

    フッチブログさん、
    おっしゃること、私もようく分かりました。
    私のいる世界も「カネ、カネ、カネ」で昔とは変わってきているようです。
    時代の流れは止められないんでしょうかね・・・。

  • フッチブログ says:

    Lisaさんとのキャッチボール、
    あっしの考えを展開するのに、大変に有意義でした。
    これに懲りず、またいつでも好きな話題に対して、どうぞご意見ください。

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