ドゥンガのリスト、ブレ無し
とりあえず速報:
Goleiros
Julio Cesar (Inter de Milao-ITA)
Gomes (Tottenham-ING)
Doni (Roma-ITA)
Laterais
Maicon (Inter de Milao-ITA)
Daniel Alves (Barcelona-ESP)
Gilberto (Cruzeiro)
Michel Bastos (Lyon-FRA)
Zagueiros
Juan (Roma-ITA)
Lucio (Inter de Milao-ITA)
Luisao (Benfica-POR)
Thiago Silva (Milan-ITA)
Volantes
Gilberto Silva (Panathinaikos-GRE)
Felipe Melo (Juventus-ITA)
Josue (Wolfsburg-ALE)
Kleberson (Flamengo)
Meias
Elano (Galatasaray-TUR)
Ramires (Benfica-POR)
Kaka (Real Madrid-ESP)
Julio Baptista (Roma-ITA)
Atacantes
Luis Fabiano (Sevilla-ESP)
Nilmar (Villarreal-ESP)
Robinho (Santos)
Grafite (Wolfsburg-ALE)
最大のポイントはアドリアーノが外れて、グラフィッチが入ったこと。とはいえ、このケースもある程度は予想されていた。
*待機リスト(7人):
Diego Tardelli (Atletico-MG)
Ganso (Santos)
Carlos Eduardo (Hoffenheim-ALE)
Marcelo (Real Madrid-ESP)
Alex (Chelsea-ING)
Ronaldinho Gaucho (Milan-ITA)
Sandro (Internacional-RS)
おっ、あっしんところのサンドロ入ってます!
柄にもなく、速報なんてやっちゃったけど、今回の招集は、これまでに無い感銘を受けたのも事実だ。
リストに入った選手、入れなかった選手、端っこで引っかかっている7人とかに関しては、すでに、世界を5周ぐらいして議論されたみたい(笑)。皆さんにも、コメントを頂いております、どうぞ、ドシドシと、好きなことを書いてください。
とにかく、昨日の会見でドゥンガが言った言葉が印象的だったので、それらの言葉を羅列したい:
「代表チームは祖国そのものだ」
「私が監督に就任して目指したのは、代表チームでプレーする喜びを持つ選手達を集めて、代表チームへの情熱を復活させることだ。」
「戦術なんか、どのチームにだってある。でも、選手が入れ替わっても、すべてを出し切れるチームを作り上げるのは難しい」
「アドリアーノには何度もチャンスを与えた。他の選手たちとスタッフたち、全員が彼の存在を受け入れている。だが、チーム全体(の規律)を考えるとき、最後に、彼を呼ぶことはできないと決断した」
「誰にだって好不調はある、カカはレアルに移籍して1年、いろいろな変化に戸惑っている、プレッシャーも半端じゃない。だが、セレソンではすでに、彼が輝けるための全てが用意されている」
「万が一、カカが怪我でプレーできないときは、チームコンセプトの変化を余技なくされる。そのときは、ホビーニョもしくはジュリオ・バチスタが彼の代役を務める。もちろん、二人にはカカと同じプレーを要求しない」
「ACローマの主がトッティという輩で、そいつと同じポジションにいるのがジュリオ・バチスタだ。ジュリオ・バチスタがあのチームでスタメンじゃなくても不思議じゃない」
「同じくローマのGKドニに関しては、昨年のイングランド戦(2009/11/14)で所属クラブの命令に反して代表チームの招集に応じた。それ以来、彼はクラブではサブGKに格下げされている。そこでマスコミは、所属クラブで補欠の選手を呼ぶ私を愚かだという。これほどまでして代表チームのために犠牲になった選手をW杯に呼ばなければ、私の監督としての信頼はどうなる?」(*ジーーーン…)
「毎日、朝早く起きて、頑張って仕事をしている国民のために喜びを与えたい。いつのときも不満ばかりで、人生に幸せを感じないサポーターのためにやっているんじゃない」
「私がプレーヤーのときの世代も、華がないと批判され続けた。でも私の世代はすべてを勝ち取った、ワールドユース、オリンピックメダル、50年ぶりのコパ・アメリカ、24年ぶりのワールドカップ」
「ブラジル人はみな奴隷たちの子孫だ、昔の奴隷たちはムチに打たれながら「いつかきっと」と、美しい夢をみていた。私たちも、このワールドカップの夢のために、体中の血を捧げる」
「08年北京オリンピックに向けた計画で、一番の目標は「ロナウジーニョを復活させる」ことだった。「バルセロナで低迷しているロナウジーニョを五輪チームに連れてこよう」とみんなで力を合わせた」
「クラブで良いプレーをしているから、それがどうした?私にとって大切なのは、その選手が代表チームで何ができるか、だ」
「ネイマールとガンソはとてつもない才能の持ち主だ。彼等は代表に呼ばれるのにふさわしい選手たちだ。けど、なぜマスコミは昨年の12月、1月(の親善試合)に彼等の招集を要求しなかった?それに、二人はそれぞれ、昨年のU20、U17世界選手権で活躍できなった。それが、経験というものだ。彼等はこの先きっと、セレソンで輝けるだろう」
「二人をペレと比較したいのか?ペレは17歳でワールドカップに行ったときはすでにA代表の経験があった。ペレはレジェンドだ。記者のあなたがペレ級の選手を知っているのなら、連れてきてください。その選手にキャプテンシーを与えよう、チームの主として君臨してもらおう」
「78年に18歳でアルゼンチン代表に呼ばれなかったマラドーナのケースみたいだって?じゃあ、アルゼンチンの国民に訊いてみれくれ、もしタイムマシーンがあって時間に戻れるなら、当時まだ大成していなかったマラドーナに自国開催の78年大会を任せてみたいかって?」(*マラドーナは82年大会に行ったが、まだ活躍できなかった)
「2002年に、わずか18歳で天才といわれたホビーニョですら、いま26歳になって、ようやくW杯で主役になれるチャンスを与えられている。あのホビーニョですら、今回は、その真価を証明しないといけない」
「グラフィッチはアドリアーノと似通ったスタイルを持っている。ずっと彼を観察していた。そんな彼をいきなり親善試合(3月2日アイルランド戦)の途中で投入してみた。すると彼は代表チームで何の緊張感もなく、あっさりと普段通りのプレーをしてみせた」
「2006年と同じ轍は踏まない、今回の合宿はプライバシー重視でいく。サポーターには悪いが、情報量は前回よりも減りますよ」
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とまあ、3年半の成果をぶちまけたドゥンガ。理路整然としていて、こわい。
あっしも生意気ばかり言ってスイマセン。どうか、応援させてください。
今回の選考を観てみると、DFラインとFWは実力者ぞろいという印象を持ちました。
一方で中盤はソリッドな選手が多く。あと一人クリエイターが入ってくれればよかったのに、結局フッチさんが言っていたこのチームにデコがいないという欠点は残ってしまったかなと思いました。
カカのサブがバチスタ、ローマではほとんど出てないのは大きな不安だけどいざという時に素晴らしい得点能力を発揮する選手ではある。本大会で当たりは来るか?パウロ・エンリケが呼べたらこのポジションは盤石だったかも?
グラフィッチはよかったですね。前線のジョーカーになりそう。ジウベルトとクレベウソンは出番あるかなあ。アドリアーノとロナウジーニョ、彼らは自らのせいでこの四年間与えられたチャンスをものに出来なかった、若い選手には反面教師にしてほしいですね。
何はともあれセレソンには世界中にファンがいます。その人たちに希望を与えるようなプレイをみせて欲しいものです。
さすがドゥンガですね。まったくのサプライズなし。
自分の予想もGKのゴメス以外すべて当たってしまいました(悲)それにしても国内組が2人とは…時代なのかな??
今度は背番号でも予想しよ?っと。
とうとうでましたね。私はルイス・ファビアーノに頑張ってもらいたい、カカーはもちろんですけど。パトがいないのが残念。この4年間違う過ごしかたが、出来たと思うんですけどねー、才能がもったいない。
どう思います?
確かにもったいないですね。
関係ないですが。パトの容姿・・・
まだ20歳なのに崩れてるような。不摂生でもしてるのかな?
バツイチになるようだし。
これを機に自分を見つめなおして欲しいです。
若くて才能があっても一筋縄にはいきませんね。
それにしてもWジウベルトが最後まで残ると予測できた人はいるだろうか。
スブッラさん、こんにちは。
パトの件やはりそう思いますか?もったいないですよね。
あれだけの選手、今回のWCは、エースとして行ってほしかったし、行けたと思うんですけど・・・
前線でパトがかき回し、中盤でカカーがメイクする姿観たかったです。
それにしてもブラジルは、才能豊かな選手が、次々と出てくるのに・・ロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノのように晩年は、おかしくなる。(ロナウジーニョは、少しよくなってきましたけど)お金の力は怖いですね。
ペレとジーコが別格なのがよくわかります。
又色々教えて下さい。
ジーコファンさん
こちらこそ、浅学な一般人なものでお手柔らかにお願いします。実はいつも失態を犯さないかヒヤヒヤしています(笑)
ジーコとドゥンガ、一見すると共通点のないような彼らですが比類なき負けず嫌いの勝負の鬼という共通点がありますね。だからこそ後世に残るものがある。