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PostHeaderIcon 2013夏のマーケットおわりー

いやあ、今年の移籍市場は最後の最後でドバーと決まったね。

ベイル1億ユーロですか…彼はもちろん、大化けするかもしれないけど、はっきり言って、現時点ではその価値はないな。一方でネイマールの公表額は5700万ユーロ、そのおよそ半額。ヨーロッパでの経験の無いネイマールには十分な金額でしょう。

しかしレアルは今回はムリがあったと思う。とくにベイルの支出と引き換えにエジルとカカを放出して歳入を確保した。この3人はポジションがやや違う上に、ベイルに関してはクリスチアーノ・ロナウドと被るのではと思う。とくにアーセナルに移ったエジルに関してはみんなが驚いた。マドリディスタはあとで後悔することになるだろう。

スペインの2強の獲得が目立つが、実際はプレミアリーグが圧倒的にカネを使ったようだ。ブラジルからもパウリーニョ、ウィリアンやフェルナンジーニョが移った。

今回、欧州のサッカーの移籍勢力図ではスペインが話題、プレミアがカネ。そして、堅実路線はいま欧州クラブの王座にいるドイツ。あ、フランスとロシアも結構も使いましたね。

カカに関してはレアルを出る決断をするのに、2年ほど遅かったかな。ところで、ジュリオ・セーザルはイングランド2部でプレーするらしい…だじょうぶ?

13 Responses to “2013夏のマーケットおわりー”

  • スブッラ says:

    相変わらず欧州サッカーの出費は民間人とはかけ離れてますなあ・・・・・
    最近サイモン・クーパーのシニカルな文章にはまっていますが、彼がコラムの中で「メッシは年間40億もらうが不満の声はほとんど上がらない。彼はそれだけの価値を証明しているからだ」という文章に感心しましたが、同僚や家族に話したところ「そんな事はない」と嫌な顔をして否定されました。
    メッシたちが今の待遇を普通の人に納得させるにはマラドーナや澤穂希のように「10番」「キャプテン」「得点王」「MVP」でワールドカップを優勝するぐらいじゃないと説得力が無いんじゃないのかなあw

  • futblogger says:

    クーパーさんの仰るとおりですね。さらに、細かい思考をすれば、活躍と年俸は同時に上下するわけではなく、時間差で年俸の方がついてくるので、メッシのこれまでの活躍に40億がついたということでしょうね。ベイルの獲得額について、ジダンやクリロナの移籍金よりも高いことについて、ペレス会長は「選手の価値はその時点で決まる」と、つまり現時点のマーケットの需給で決まるので、過去の選手のお金と比較してもしょうがない、と。一般的な序列思考では理解しにくいですが…
    たとえメッシが今季調子を落としても、40億の価値は変わらなく、W杯でマラドーナ級の活躍をすれば、そのプレミアムは天文学的でしょうね。
    一方でカカは移籍金0(ゼロ)!でミランに出戻り…トホホ

  • スブッラ says:

    活躍と年棒には時間差がある・・・・・・
    ありがとうございました。長年腑に落ちなかった部分が解消されました。
    ただ野球やバスケットと違ってサッカーはチームによって選手の活躍の度合いが大幅に変わることが多いのでアメリカンスポーツと比べてもハイリスクな商売ですね。
    クーパーの文章でもうひとつ「ベッカムはしゃべるのが上手くないから引退後監督や解説者をやるのは不利だ。マラドーナみたいに名声が傷つく恐れがある。『笑顔で握手する』・・・・・・・これだ!!ペレは何十年もそれをやってきたのだ」
    ペレってそんな人なんだーって苦笑してしまいました(^。^)。そんなペレを昔の仲間や国民はどう思ってるんだろう?

  • futblogger says:

    最高の才能を持ったプレーヤーの価値を維持するのは、並大抵のマネジメント力では無理なんでしょうね。バルセロナなどは、その民族主義の特異性から、意外と失敗してきた気がします、とくにロナウジーニョのケースでは…
    その点、プレミアはやはり金融大国イギリスらしく、有名選手の売り方が上手いような気がします。
    ベッカムに関しては、知人のイギリス人が言うには労働者階級の訛りが抜けないようなので、そこをクーパーさんは言っているのでしょうか。
    ペレに関しては、ある時点から、彼はサッカー全体の、グローバルパーソナリティと化したので(それも、かなり早い段階の70年代ほど)、笑顔もそうですが、常に中立的な立場、正論しか言えなくなったと思います。それが、ブラジル人一般の反感を買う理由でしょうか。
    そんなペレと反対の基軸を画したのがマラドーナで、あそこまでカリカチュアで典型的な反体制キャラを演じてしまうと思っていませんでしたが…さしずめ、サッカー界のチェゲバラでしょうかね。まあ、嫌いじゃないですが。

  • スブッラ says:

    パソコンをバージョンアップしたので動画がより鮮明になりました。
    これで上手い選手はより上手いように、そうでない選手はよりそれなりに見ることができますw
    早速ブラジルの初優勝の動画を見ましたがこのころのペレには何度見ても衝撃を受けます。あれで高校生とは信じられません。特に決勝のボレー!!映像の発達した今のゴールだったらと思ってしまいます。違うアングルからも見たい!17で世界一になった選手はいない!(ロナウドは不出場)ネイマール君はじめ後輩選手は比較される十字架を背負うわけですね。ジーコだけは独自の地位を築いた気がしますが。
    何度見ても印象的なのは17歳のエドソン少年の涙・・・・・日本でお馴染みの高校野球を思い出します。以降のペレが見せる数えきれない笑顔よりも心に残りました。
    「この子が17歳のまま時が止まってたらなあ」と思ってしまうのは大人のエゴでしょうか。あ・・・・もしそうなら70年の優勝はないかな?

  • futblogger says:

    お、新しいパソコンいいですね!58年大会ですか?私はフルでは1試合も観たことがないです。ペレは大会途中からレギュラーになったそうですね。センパイ方のジャウマ・サントスとかが監督に直訴したそうです。当時の監督は今みたいに偉そうではなかったのかもしれませんね。
    それに選手達もスェーデンでは夜遊びにふけったようで、今では考えられない自由があったらしいです。
    水星のごとく現れた天才少年は世界にどのような衝撃を与えたのでしょう?当時を生きた人しかわからないのでしょうね。

  • スブッラ says:

    フッチさんの時代の人にとってはもしかして同時代に切磋琢磨したプラティニやマラドーナのほうが身近な存在で親しみが持ててペレはかえって縁遠い存在かもしれないですね。自分の生まれる前から国の象徴として認知されてるペレ・・・・・ペレを見るとサッカー選手のオーソリティーな要素を感じてしまいます。
    神格化されてるなでしこもそんな感じでしょうか。澤はさしずめ日本サッカーのマーガレット・サッチャー?
    本田のことを父がさかんに褒めてました。彼はこの日本でどこまで昇っていけるか。

  • futblogger says:

    そうですね…私の少年期のスーパースターはジーコでしたね。私のアイドルはファウカンですが。ヨーロッパではベッケンバウアーがペレのいるコスモスに合流して、ドイツはルンメニゲが台頭していた。ちょうど、サッカーのフィジカルが強く意識されはじめた時期でした。プラティニが出てくるまではフランスは取るに足らない感じでした。ジダンがいなくなった今と少し状況が似ている。パオロ・ロッシは82年の大会前までは八百長に加担した選手という情報ぐらいで、あとは誰も知らなかった、
    有名選手については、各々の国の中での情報に限られていましたね。そんななかペレだけは別格、彼だけがワールドクラス。一度、引退した後、アメリカのコスモスに渡ってサッカーの普及に尽力しましたが、いまアメリカのSOCCERの普及度を見れば、まだまだですね。アメフト、バスケなどに猛スピードで置いて行かれました。
    日本に関しては、逆に創生期の知識はあまりないです。
    澤選手はポジションは下がり気味の位置から、あらゆる場面に現れるタイプだから、昔の選手でいうと…私の好きなファウカンっぽいかな。本田選手に関しては、膝に深刻な怪我をしなければミランに移籍していたのではないかと思う。彼のピークは南アW杯だったのか、次のブラジルW杯でそれを超えて来るのか…正直、わかりません。

  • スブッラ says:

    ブラジルサッカー最高のスーパーボランチファルカン!!!
    やはり、自分は真っ先にそう思いましたワールドカップの澤を見て「あ、ファルカンだ!」と、というかこのブログを見てなかったら澤がこんなにお気に入りの選手にならなかったと思います。この二人の類似性を指摘したメディアやジャーナリストが皆無で残念でなりません、みんなあまりに不勉強!!!
    中村俊輔とリベリーノの比較なんてのもないしね・・・・

  • スブッラ says:

    パソコン中毒でおかしくなったのを家族に心配されてしばらくここに来るのをやめようと思います。
    今度来るときはたぶんペレが亡くなった時だと思います。このスブッラという名前も捨てていると思います。
    しばらくさようなら・・・・・

    • futblogger says:

      スブッラさん、すいません!出張に出ておりまして、サイトの更新ができませんでした。
      活動休止の件、とても残念ですが、またの書き込みをお待ちしております。フッチボログ

  • トンペイ says:

    すいません。スブッラです。(T_T)
    だいぶ気分が良くなりました。
    このスブッラという名前は正直言ってよくないなと思いました。
    スブッラというのは実は古代ローマの庶民の住宅街からとりました。以前このブログを見ていた時ブラジルの貧しい庶民の住宅地ファベーラの世界観にあこがれていたのでそこから連想しました。
    でも正直言って生の自分とはかけ離れていると思い使い分けるのに労力がいりおかしくなりました。トンペイというのは僕の勤めている小さな小さな店の看板メニューです。これなら自分自身でもなじめるのではと思いました。いつかフッチさんにも僕の店に食べに来てほしいです。
    ついでに言うと故郷のチームがJ3入りできませんでした。残念(T_T)でも今Jリーグは大変な時期なのでこのタイミングで昇格しなくていいのではと思います。では!

  • futblogger says:

    トンペイさん、ご連絡ありがとうございました。こちらこそ、返事が遅くなりました。
    なるほど、ローマの「SUBURA」のことだったのですね。
    古代ローマの繁華街&貧民街?とブラジルのファベーラを連想していたのですね。
    私もあまり知識はありませんが、面白いニックネームだと思います。
    ご自身のチームがJ3入りできず、残念です。また来年もありますので、気を落とさずに。
    気長にフットボールを嗜んでいきましょう。

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