最近のコメント

PostHeaderIcon コンフェデ雑感

・終わってみるとネイマールのための大会になった。正直、期待はあったけど予想はしていなかった。

・今回のセレソンはスタンドの観衆(大会前まではブーイングしていた)や外で起きているデモのパワーなど、マイナスとなりえる要素を逆に原動力にできた。これこそが、スコラリの手腕だな、他の監督はここまでできない。

・ネイマールは毎試合、アシストの数も多かったけど、あれがフレッジやフッキじゃなくて、メッシだと思うと、ぞっとするな。

・スペイン戦のネイマールの最後の15分は良くなかった。ピケを退場させたあと、後味が悪くなった。乱闘になってもおかしくなかった。ネイマールは体力も消耗しきっていた。

・これで、ネイマールは2011年のクラブワールドカップのトラウマを少しは払拭できたかな。

・フッキの爆発を期待していたが、ならなかった。今大会は無得点で終わる。

・オスカルにはもっと成長してほしい。ここぞというときの決定力が彼には必要だ。ゲームメーキングにはハンパないものがある。中盤のボールの持ち方は若い頃のジーコに似ている。

・ネイマールはダイビングするにしても、せめて2度に1度ぐらいにしないと。審判も研究してくる。というか、スペインに行ってまずそこがキーポイントになるだろう。もっと効果的な選手に成長してほしい。

・フレッジは素晴らしいストライカーだが、あまり過大評価してはならない。…彼は国内専用、海外に移籍しても上手くいかない。

・決勝戦のダビド・ルイスのクリアは何度見ても芸術的。

・2010年W杯のオランダ戦で敗退のきっかけとなったミスを犯したジュリオ・セーザルが復活してくれてよかった。インテル・ミラノを離れて、イングランドの訳分からんチームに移籍までして…長い道のりだったな。

・スペインのPKを蹴るのは、なんでまたセルヒオ・ラモスだったのか?蹴る前に、私までコースがおおかた読めた。PKの瞬間、後ろにいるシャビが目を閉じていたことがスペインで話題になっている。

・スペインは今後どう変化するかはしれないが、イタリア代表に大きな可能性を感じた。バロテッリに頼らない、新たなFWが育てば、すごいことになる(バロテッリのメンタルを直すことの方が難しいからね)。

・W杯ではどのチームも休養をとりながら、しっかりと準備をするだろうから、今回のような疲れは理由にはならないだろう。

・しかし、ブラジル戦のピッチはどれもボコボコ、最悪だったな。あれじゃあ美しいサッカーはできないな。本番までどうすんだよ、Jリーグの職人に頼め。

・スペインは今回の敗北の原因をあれこれ追求するようだと危険だ(シャビアロンソが居なかったからとか…)。スペインのゲームはもう王道ではなくなった、これから変化していくことが必要だ。スペインの最終ラインの横一線の並び方はブラジル相手に崩壊した。

・まずフレッジやフッキがあえてオフサイドにかかる。するともちろん、スペインの最終ラインは下げないで並ぶ。そこにネイマールやマルセロヤオスカルが飛び出していく。これを世界中のチームがやり始めるだろう。

・先月やったユーロU21のスペイン代表、めっちゃ強いんだけど。レアルに移籍したイスコとか、バルサのマジーニョの息子とか、デヘアとか。

・スペイン戦の最後に入ったジャジソンだけど…サンパウロFCでのプレーもいくつか見たけど、正直、どこがいいのかわからん。

・FIFAブラッター会長のシメの言葉は「史上最高のコンフェデ杯」だった。そうでも言っとかないと、来年のW杯でまたブラジル人が暴動起こすからな。

・コンフェデ杯のもうひとつの狙いとしては、一年後のW杯はどうなるんだろう、とワクワクさせてくれることだね。

8 Responses to “コンフェデ雑感”

  • スブッラ says:

    ロナウジーニョが南米制覇・・・・・
    今までボロクソ言ってスイマセン(汗)

  • futblogger says:

    ロナウジーニョ、ここにきてブラジル国内でもビッグタイトルですね!リベルタドーレス杯のアトレチコ・ミネイロは準決勝ぐらいから観ていたんですが、ものすごく「心臓に悪い」チームですね。善し悪しの波が激しすぎて、よくまあ優勝できたもんだ。まあ、オリンピアにもう少し良いFWがいたら…そう思うと、南米クラブ他地域の空洞化はけっこう大きなものがありますね。準決勝ではバルサ就任が決まったマルティノ監督のニューウェルズを下しているんですね。ロニー対ペップの対決が実現するのか?場所は残念ながら日本ではなくモロッコで。

  • スブッラ says:

    やっぱりサッカー選手は地元で才能を還元すべきですね。自分は関西地方の人間(大阪ではないですが)のせいか「扇原よ浪速のジェルソンになってくれ!」とか思ってしまいます。

  • futblogger says:

    アトレチコミネイロで地元と言えばベルナール、それにベンチにいたジウベルト・シウバっすね。ジウベルト・シウバも嬉しそうでよかった。
    扇原に浪速ジェルソンを期待ですか?東海のジェルソンは間違いなく名波でしたね。(^_^)。昨日の東アジア杯ではセレッソサポはうはうはでしたね。
    柿谷選手、U17の頃から期待されていますね。はたして、W杯組に割って入ってこれるか。

  • スブッラ says:

    自分のことをついでに僕は純粋な意味でのセレッソサポではないです。
    僕はJ3入りを目指している地元の小さなクラブの応援をメインにしています。でも関西地方のJチームはやっぱり贔屓目に見てしまいます。
    サンガの久保がスイスへ移籍!!なんてこったアシスと同じ!!

  • futblogger says:

    そうですかJ3入りを目指すチームをサポートするってのも面白いですね。長ーい道のりを想定して…一生をかけて応援するということだもんね。下手すりゃ無くなるリスクも背負いながら。世の中、マンUとか、石油王とかが話題になっていますが。

  • スブッラ says:

    ブログの中断前、フッチさんに迷惑をかけた事を反省して、自分が背伸びしすぎた事を反省して、ちょうど部活時代の友人がクラブ設立に携わっていたので、原点回帰と友情を兼ねて自分の「心のクラブ」にしようと思いました。
    しかし、このままではサイモン・クーパーのコラムで昔(20年ぐらい前)のブラジル人が言っていた「この国(ブラジル)でまともなチームはただ一つ、代表チームだけだ」という状態にこの国もなるような・・・・・いいのか・・・・・

  • futblogger says:

    え、そんなことありましたか?記憶力が弱くて…まったく憶えていません(^_^)。スブッラさんがコメントしてくれるので、私には大いに励ましになります。意見については、人それぞれが違って当然ですよね、でないと面白くないし。
    でも、その「心のクラブ」という発想はいいですね。少し考えていましたが、かなり根気のいる応援になりますね。何十年もかけて、ようやく形になるようなチーム、ひょっとして、日の目を浴びずに終わってしまうかも知れません。私もブラジルでソシオのクラブはありますが、まったく期待していないというか、たぶん永遠に知られることのないクラブなのかな、と思います。我がインテルだって、5年に一度ぐらいのスパンでいいチームができる…その点、欧州のビッグクラブなどは常にいいチームが保てる。
    チームの隆盛のスパンの違いでしょうか。
    日本の場合は、プロ野球のビジネスモデルの転換として、意図的な地域密着型のチームという構想がすばらしかったですね。いわゆる町おこし的なサッカーチーム。
    代表チームに関しては、ナショナリズムの表れだから、クラブとは別のアプローチにならざらるを得ないのかな(ブラジルではクラブしか応援しない熱狂的なサッカー好きいるにはいますが)。でも、いわゆる平和的な代理戦争、社会のガス抜きですよ。日韓戦なんて、まさにその様相を呈しはじめましたね。東アジアカップはアウェーで日本が勝ってスカッとしました。

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