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PostHeaderIcon サッカー熱が昂じて殺人

ブラジルがW杯出場を決めたあと、小さなニュースをネットで見つけた。
『ブラジル×チリ戦をテレビで観れなくて息子が父を殺害』


2005/09/4、北東部パライバ州ジョアン・ペッソア市?ホベルト・カルロス(!)ゲデス・ダ・シウバ、男、38歳が父のペドロ・ゲデス・ダ・シウバ、定年退職者、72歳を絞殺した疑いで逮捕された。
殺人の動機は、ホベルト・カルロス・ダ・シウバ(通称ロベカル、にしときます)が「ブラジル×チリ戦」を観ようと、試合の開始30分前にテレビをコンセントにつなぐための延長ケーブルを探したところ、姉がアイロン掛けに使用していた。弟は姉に使用を直訴するも、拒まれる。
試合が観れない事態にロベカルは(いえ、だから、あのプレーヤーではありませんよ、彼には世界中の人々が証言できるアリバイがありますから)テレビが置いてあった棚を怒り心頭に蹴飛ばす。しかし、その反動で肝心のテレビが床に落ちてしまう。
テレビが壊れてしまったかもしれない状況に、今度は父のペドロさんが息子に激怒。お互い試合が観れない苛立ちをぶつけ合い、口論は取っ組み合いの喧嘩に発展する。しまいには、父は棒を握り、息子は割れたビールビンを手にとり、互いに殺意をあらわにした。
事態の深刻さに姉が仲裁に入るものの、時すでに遅し。息子は老人の父に飛びかかりフロント・チョークを極め、絞殺。その後、息子ロベカルは殺人容疑で現行犯逮捕された。
父のペドロさんには誠に申し訳ないが、この話から次の教訓を得させていただきます、アーメン。
教訓1:セレソンがらみは半端じゃすまない。
教訓2:ブラジルの女は頑固だ。
教訓3:延長ケーブルは1本余分に買っておく。
教訓4:ブラジルは格闘技大国でもあった。
教訓5:ロベカルは結構多い名前のようだ。
サッカー・フリークの皆さん、テレビは自分(サッカー)専用のものを用意するのが理想のようですね。
オラア、観たかったんだよー!!
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779 Responses to “サッカー熱が昂じて殺人”

  • jumpin says:

    あはー(笑)
    って笑い事ではすまないですね。
    でもわかるんだよな?うん。わかるわかる。
    だって私もずいぶんと試合(昨日の代表戦はのぞく)
    見てなくてけっこうイラっとくるときあるんですよね?。
    しかもセレソンの大事な試合じゃないですか!
    もう身も狂わんばかりの焦燥感と怒りが体中の毛穴からマグマのように噴出しそうな事態ですよ、これは。
    ということでやはり大切なのは延長コードですね。
    延長コードを代表とする観戦に必要なものは必ず身につけて寝るのがいいかもしれませんね。
    そのせいで首が絞まっても知りませんけども。

  • inoran says:

    コメントありがとうございました!!!
    ラウールはほんとに素晴らしいプレーヤーです!
    アラゴネス監督は周囲の雑音に惑わされるような人ではないので、ラウールの良さをわかってくれています。
    ベッカムの評価も高いんですね!すごく嬉しいです。
    ほんとにむきになる姿とかはただのサッカー小僧です(笑)

  • フッチブログ says:

    悲劇と喜劇ですよね、jumpinさん。
    「たかが延長コード、されど延長コード」ってかあ。
    このお姉さんがまた、イジワルでサッカー嫌いなんだろうね。
    日本にもいっぱい居ると思いますよ。これに似た状況のサッカー好きが。
    そんな彼等にForza!

  • フッチブログ says:

    ベッカムは98年W杯のとき、あの右足のクロスは世界一とブラジルのコメンテーターたちが絶評していましたよ。
    あの左に切れながら、カクンと落ちるクロスは天性のもの、ブラジルにもマルセリーニョ・カリオカやアスンソンがいますけど。
    ベッカムはマーケティングが先行しすぎちゃった悪しき例ですよね。まあ本人は構わないんだろうけど。
    とかいいながら、ワタクシ、スパイス・ゲールズが好きですから、せっぷくう!ハハハ
    そう考えると、セレソンのスーパークラッキは揃ってブサイクだから、その点安心だなあ。

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