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PostHeaderIcon エスパーニャ・カンペオーン!

おめでとうスペイン!

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HOLANDA 0x1 ESPANHA

ESTADIO: Soccer City, Johanesburgo, Africa do Sul
DATA E HORA: Domingo, 11 de julho de 2010, as 15h30 (de Brasilia)
ARBITRO: Howard Webb (ING)
PUBLICO: 84.490 pagantes
CARTOES
AMARELOS: De Jong, Van Persie, Van Bommel, Van Bronckhorst, Heitinga,
Robben, Van der Wiel, Mathijsen (HOL); Puyol, Sergio Ramos, Capdevilla,
Xavi (ESP)
CARTAO VERMELHO: Heitinga, 4’/2oTP
GOLS: Iniesta, 12’/2oTP

HOLANDA:
Stekelenburg; Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen, Van Bronckhorst
(Braafheid, 15’/1oTP); Van Bommel, De Jong (Van der Vaart, 9’/1oTP) ,
Sneijder; Kuyt, Van Persie e Robben (Elia, 25’/2oT)
T: Bert Van Marwijk

ESPANHA:
Casillas; Sergio Ramos, Pique, Puuyol, Capdevilla; Xabi Alonso
(42’/2oT), Busquets, Xavi, Iniesta; Pedro (Jesus Navas, 15’/2oT) e
Villa (Torres, intervalo da prorrogacao)
T: Vicente del Bosque


スペインは見事な優勝だった。あっしもスペインが優勝してよかったと思う。(うらやましいけど)

 

スペインは最後の最後の、もっとも厳しい試練で、自分たちのサッカーを貫いた。

一方、オランダはゲームを潰しにきた。74年のあのトータルフットボールとは程遠い「トーナメント・フットボール」と呼ばれたやり方で。オランダだって、偉大なるサッカーを見せる機会だったのに…デ・ヨング、ファン・ボメル、お前ら恥ずかしいよ

 

とにかくスペインはオランダの中盤の汚いプレーにひるまなかった。初戦のスイス戦から繰り返し言っているが、まさに王者のメンタリティだ。

 

今回はオランダ代表を基準に、ブラジル代表とスペイン代表の精神力の違いが明確になった。しかし、ブラジルだって、あのオランダ戦の土壇場の時間帯を持ちこたえていれば、最終日のサッカーシティの芝生を踏むことができたかもしれない。今大会終わってみて感じたのは、セレソンだって優勝する実力は間違いなくあった。

 

トスタン師匠のコラムに書いてあったけど「今月いちばん調子の良い代表チームがW杯を優勝する。来月また、やり直して見れば、違う結果になるかもしれない」。タコも頷くはずだ。

 

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しかし…このシャビという選手がセレソンにいたら、きっと優勝できていた。90分間ずっと、最高のレベルで安定したプレーが出来る。シャビのような選手は、この先なかなか出てこないと思う。スペインは絶妙のタイミングで優勝ができて幸運だ。

 

FIFAはあまりにもアホでアンポンタンだから、フォワードのフォルランに大会MVPをあげた。フォルランもたしかに素晴らしい…けど、どこを見とんのじゃい。

8 Responses to “エスパーニャ・カンペオーン!”

  • ジーコファン says:

    フッチさん、こんにちは、
    スペイン勝ちましたね。見た目以上に、スペインが、圧倒していました、やはり中盤を支配した事、これにつきます。ポゼッションサッカーは、美しい。

  • スブッラ says:

    スペイン代表おめでとう!
    ある意味82年のブラジルの雪辱を28年ぶりに晴らした気がします。天国のテレ・サンターナは喜んだんじゃないかな。セレソンファンとしてはジェラシーにかられるのも事実ですが・・・
    スペインが強くなったのはバルセロナという巨大クラブがプレイのスタイルを確立しており、その中でシャビやイニエスタといったクラブを産み出しているわけですが。サントスやインテルはある意味拮抗しているかもしれないけれど、ブラジルの黄金期を支えたリオ州特にフラメンゴの昨今の醜態には悲しくなります。ジーコの手腕に期待。
    今大会のセレソンにもバルサでシャビ、イニエスタ達とくつわを並べてプレーしている選手がいました。ダニエウ・アウベスです。彼がサイドを制したからこそバルサは飛躍的に強くなったのです。今後セレソンは彼のような選手がもっと中心になるべきでは。グアルディオラが就任した時ロナウジーニョがあっさり三行半をつけられたのは悲しかった。もはやガウショはスペインのクラッキ達の足元にも及ばなくなってしまった。これから現われるであろうニューヒーローにはそんな風になって欲しくありません。

  • ジーコファン says:

    フッチさん
    ほんとに、オランダのラフプレーには、がっかり。
    クライフが泣いている?
    あのトビ蹴りは、普通1発退場だ。っていうか・・もっと早い時間に2人ぐらい退場者出してもおかしくなかった。
    結局スペインのようなサッカーをされると、ファールでしか止められない。だからこそ審判が、重要。そうじゃないと実力ある華麗なチームがつぶされる。
    (パワープレーに任せてロングボール放り込み、あとは反則で相手をつぶす。。そんなチームがいつまでも優勝してるんじゃあWCの価値がなくなる。今回は、予選敗退したようだけど)
    代表チームがスペインのようなサッカーをするのは難しいんですよね。ア、ウンの呼吸というか一瞬の判断が必要になる。
    ジーコが日本代表で、ポゼッションサッカーを、目指していた時に、召集の関係で意思疎通の時間が足りないとよく嘆いていました。
    スペインは、バルサの選手が中核を、成しているので良かったのでしょう。普段代表は集まれないからこそ、クラブチームでこういうサッカーする事が大切になる。ほんとに素晴らしいチームでした。今回のスペインは、内容にもこだわり勝つサッカーをした。
    フッチさん、蛸すごいですね。
    ジーコの通訳をしていた、鈴木氏のブログに、こんな事が書いてありました。
    (イニエスタは、上手い凄く。でも蛸の存在を、超えられなかった。ジーコ、マラドー、クライフ レベルじゃないと、蛸の存在を消せない。)おもわず爆笑です。

  • あんだる says:

    こんにちは。
    スペインが最後までスタイルを変えずに優勝しましたね!ドイツもオランダもスペイン相手には引きこもらざるを得ませんでした。
    コンフェデから昨日まで対戦チームの全てが完全に引いて来る中、パスをつないでのスタイルを通しきったのは本当の強さだと思います。
    シャビに関しては怪我が圧倒的に少なく、そしてどんな時でも最低限のクオリティを発揮してくれる希有なプレーヤーだと思います。
    4年後はブラジル、その前にコパ・アメリカは今回日本も参加するので日本でも放送がありそうです。
    新生セレソンがどうなるかわかりませんが、楽しみにしています!

  • スブッラ says:

    僕のもっとも尊敬するクリエイターである井上雄彦先生が2006年の世界バスケ選手権を観てスペインやギリシアといったヨーロッパの国のバスケットに感銘を受け、アメリカのバスケのみが真実じゃないと分かったと言ってましたね。
    サッカーの世界でもそれと同じ事が起こっているみたいですね。

  • ジーコファン says:

    フッチさん
    ある本に、おもしろい記事が載っていました。
    その本には、今回のスペインの事を、82年の美しいサッカーをした、ブラジル、フランスの生まれ変わりと言っても良いと書いてありました。そして彼らを支えているのも、又シャビと言う俊才を、含む4人のミッドフィルダーである事は偶然ではない、と。
    その前段には、
    82年以前は、フォーメーションが4 3 3が、当たり前で。このフォメーションにメスを入れたのが、テレ・サンターナだった。ジーコ、ソクラテス、セレ?ゾ、この中盤に卓越した戦術眼とプレースタイルを持つMFファルカンを入れられないかと考え、3トップの一角である、右ウィングを削って中盤の第2ボランチにファルカンを入れた。これを真似たのがフランスのイタルゴ監督。プラティニを、中心に4人の中盤を構成し4 4 2のスタイルを真似した。
    ただこの2チームは、不運と相手チームの狡猾さ(汚さ)にやられたと書いてありました。
    4 4 2のフォーメーションが、82セレソン以降、世界のスタンダードになったのは、常識ですが、あらためてこういう記事が書いてあると、うれしくなります。
    のちにジーコが、(82スペイン大会でブラジルが優勝していたら、フットボールの歴史が大きく変わっていたはずだ)と言っていますし、ソクラテスは、(今回は、負けたが、後何回やっても、あいつらには、勝てるし俺たちが世界一だ)と言っています。
    だからこそ今回のスペインの優勝は、価値があると思いますし。審判がしっかりしていないといけないと思います。
    82スペイン大会2次リーグ、はっきり憶えていますが、イタリアの6番に、ジーコもマラドーナもシャツを引き裂かれ、汚い非道なタックルを何回も受けてつぶされた。これじゃあサッカーじゃない。何回も言いますが、だからこそ審判が、しっかりしないといけない。
    今回のスペインは、オランダのラフプレーに負けずに良かった。
    審判もそれなりに、笛を吹きましたしね。
    あとは次のセレソンに期待ですが、ドイツが若手が育ってプレースタイルを、変えてきているので、不気味ですね。
    一寸こわいですね。

  • フッチブログ says:

    みなさん、82年セレソンのコメント興味深く読ませていただきました。
    でも、今回の敗北に合わせて、82年の無念までもが蘇ってしまって、何か複雑な気分です。
    トニーニョ・セレーゾは疲れを知らないメロス
    ジーコはテクニックの権化
    ソクラテスはプレーする哲学者
    ファウカンはタテ髪をなびかせる勝利の騎士
    悲劇までもが、神々の神話
    なーんてね。
    ほかにも、ジュニオル、レアンドロ、パウロ・イジドーロ、エーデル、オスカー。そして、テレ・サンタナ。
    個性で言えば、すごい連中だった。
    なかでもソクラテスは異質な選手で、その後のブラジルサッカーでも、あんな考え方をもつ選手は出てこない。(ライーはまったく似ていない)
    さっきユーチューブで観ていましたが、イタリア戦の終了ホイッスルが鳴った瞬間、相手チームに拍手していた。なんか、ドラマの坂本龍馬のような人だ。
    スペインの優勝はブラジルにとってすごく良いことです。才能ある選手を大事にすること、とくに、中盤底の一番難しいポジションにも、ずば抜けた才能のある選手を起用することの大切さを教えてくれた。
    スブッラさんの言うとおり、すでにエルナーネスがいるね。

  • ジーコファン says:

    フッチさん
    コメントありがとうございます。
    ユーチューブみたんですか?
    私も82セレソンは、観ます。ほんとに凄いチームでした。
    ジーコの素顔 という鈴木国弘氏のブログの右下の方に、ZICOゴール集というのがあって、クリックすると色々見れます。その中で右の上から2番目(ブラジル1982ザ、11グレーティストゴールズオブブラジル1982Sマジック11)と言うのがあるんですが、凄いです。鳥肌立ちます。
    最後の方にDedicated to Tele Santana(1931-2006)と出てテレサンターナの写真が出ます。なんかジーンとしました。そして最後の最後にイタ公に引き裂かれた10番のシャツを来て、ピッチに立つジーコが写ります。
    もし見ていなければぜひ見てみて下さい。感動します(笑)

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