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PostHeaderIcon パーティはおしまい。セレソン敗北

ブラジルが負けたというより、オランダが実力で勝った。

この現実を受け止めるしかない、これもW杯の厳しさだ。

 

フェリッペ・メロの退場や、劣勢になったときの攻撃のバリエーションの無さや、怪我で出られないエラーノや、理由ならいくつもあげられるが、本当の理由はオランダが素晴らしい試合をしたこと。

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FICHA TECNICA:
HOLANDA 2 X 1 BRASIL

Estadio: Nelson Mandela Bay, em Porto Elizabeth (AFS)
Data/hora: 2/7/2010 – 11h (de Brasilia)
Arbitro: Yuichi Nishimura (JAP)
Auxiliares: Toru Sagara (JAP) e Jeong Hae Sang (CDS)

Publico:
Cartoes amarelos: Heitinga, De Jong, Ooijer e Van der Wiel (HOL); Michel Bastos (BRA)
Cartao vermelho: 27’/2oT, Felipe Melo (BRA)
GOLS: Robinho, 10’/1oT (0-1); Felipe Melo (contra), 8’/2oT (1-1); Sneijder, 23’/2oT (1-2)

HOLANDA:
Stekelenburg, Van der Wiel, Heitinga, Ooijer e Van Bronckhorst; Van
Bommel, De Jong e Sneijder; Kuyt, Robben e Van Persie (40’/2oT –
Huntelaar). Tecnico: Bert van Marwijk.

BRASIL: Julio Cesar,
Maicon, Lucio, Juan e Michel Bastos (16’/2oT – Gilberto); Gilberto
Silva, Felipe Melo, Daniel Alves e Kaka; Robinho e Luis Fabiano
(32’/2oT – Nilmar). Tecnico: Dunga.


開始早々から1点ビハインドになったオランダはよく耐えた。前半はロッベンもスナイデルもよく止められていたが、後半になって、まさに、この二人が勝負に出た。

 

ブラジルは前半はオランダを圧倒した。しかし、後半に入って、万が一にもありえないと信じていたジュリオ・セーザルのミスから、オウンゴールを与えた。「鉄壁の守備」にはじめて亀裂が生じたときに、それを自力で修正できなかった。

 

オランダが決勝点をあげてから残すところ20分あまり。今大会、はじめてビハインドになったブラジルだが、そこで、同点に追いつくための力を見出せなかった。それどころか、フェリッペ・メロが退場になってしまって、さらに窮地に追い込まれた。

 

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ドゥンガ監督の4年間の仕事もこれで終焉を迎えた。ベスト8止まりは残念だけど、今大会、優勝候補のひとつと評価されたチームを作りあげた功績は称えたい。

 

オランダおめでとう。昨日は、またしても素晴らしい世代を輩出してきたオランダ・サッカーの実力を証明した。

 

そして、あっしと一緒に、このブログでブラジル代表を応援してくれた皆さんに感謝します。皆さんのおかげで、こうやって、ツラツラと好き勝手なことを書くことができました。

 

ブラジル・サッカーはこれで終わったわけでもありませんし、これからもニューヒーローたちが台頭して、世界に挑み続けるでしょう。ブラジル代表も4年後のW杯に向けて、また大きく成長することを期待します(迷走するかもしれませんが)。

 

あーあ、でも、これで…日々の楽しみが一つ無くなってしまったなあ。

 

7 Responses to “パーティはおしまい。セレソン敗北”

  • スブッラ says:

    ロナウド、アドリアーノ、ロナウジーニョ、ロビーニョたちのこの四年間のヨーロッパでの乱行はブラジルの歴史に砂をかけた気がします。
    若手(特にプレミアに行った)も苦しんでいましたし。そんな中でドゥンガはよくやったと言えるのかも。少なくても100点満点で65点くらいはつけられるかな。
    難しい時代の監督を引き受けてくれてドゥンガお疲れ様!
    フッチさん気を落とさずに。

  • ジーコファン says:

    フッチさん
    前半早々の攻め、オフサイドにより得点には、なりませんでしたが・・・あれを見て、今日はもらったっと思ったんですけどね。その後のロビーニョの飛び出しからのカウンターも素晴らしかったし・・・まさか負けるとは・・私もまだまだ観る眼がありませんね。
    ただ中盤でゲームを、作れる選手がいなかった事も原因かと・・カカは、そういう選手ではないと思ってましたし、イタリアで、輝けてもスペインで不調なのは、そのへんが原因だと思っています。
    オウンゴールなど不運もありましたが、残念です。
    いずれにしても私のWCは、終わってしまった。
    スペインは、応援しますが。

  • レニー says:

    こんばんは。
    セレソンの敗北は非常にショックでまだ現実を受け止められないような気持ちです(悲)
    4年前の敗戦よりショックです。今回のセレソンは美しさにはやや欠けましたが、強さはありましたから。少なくてもオランダ戦の前半までは強いセレソンでしたので。
    でも同じ日本人でもセレソンを愛している方がいる事を嬉しく思います。これからも素晴らしい記事を期待してます。また皆さんからのコメント楽しみに見てます。

  • ジーコファン says:

    レニーさん
    こんにちは、又よろしくお願いします。
    セレソン一緒に応援して行きましょう。

  • レニー says:

    ジーコファンさん、こちらこそよろしくお願いします。
    敗戦のショックで傷心してますが、それでもやっぱり4年後の自国開催に期待してます。どんな選手が出てくるか楽しみですね。

  • スブッラ says:

    アルヘンも消えちゃいましたね。しかもボロ負け・・・
    ドイツは本当にいいチームだった。今大会のベストチームかも。個人技に勝るアルヘンの攻撃を上手くしのいでいたし、エジル、ミュラー、クロースからはロナウジーニョやメッシのような超人技が無くても楽しく伸び伸びとプレーする事が可能だと教えてくれる。そんな若手をクローゼが体を張ったプレーで引っ張っていた。
    アルゼンチンは戦術はともかくメッシ、イグアイン、ディ・マリアといったタレント達には大差をつけられても諦めて欲しくなかった。現役のマラドーナならどうだったか。終盤の淡白なプレーは前回のロナウジーニョとかぶる。そんな攻撃陣の中でテベスは最後まで頑張っていた。試合後のインタビューにも答えていたし、彼こそアルゼンチンサッカーの良心ではないか。ビッグクラブで優遇されてる他の攻撃陣と違ってブラジルやイングランドで逆境を跳ね返してきただけの事はある。

  • ご無沙汰しております。
    数ヶ月どころではなく放置していたブログを再開いたしました。
    よろしければ、またお願いします
    前半だけ見ればブラジルの勝利は揺るがないように見えましたが、交代で出てくる選手がスタメンに比べれば一段落ちるように思えたのも敗因の一つでしょうか。
    ブラジル×スペインという決勝カードを予想していたので、非常に残念です。
    ただ、4年後は自国開催。優勝を願っております!

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