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PostHeaderIcon 南アW杯1stラウンド、雑感

いやあ、南アW杯の第一節はあっしも結構がんばって観ましたよ。

しかし、どれもカチンコチンの試合ばかりでしたね。

緊張で硬い選手たち、堅いディフェンスたち…

ほとんどのゲームは、モノトーンのブブセラの音のよう。


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そこで、あっしの印象に残ったチームから話してみると、なんといっても、まずはドイツ。オーストラリア相手に、まさかのポゼッション・サッカーで中央突破なんかしちゃたりして、びっくりした。はたしてセルビアとガーナ相手に同じことができるかどうか。エジルという選手には注目ですね。


そして昨夜のスペインの敗北。スペインはいつもどおりの素晴らしいサッカーをしていただけに正直、驚いています。前半の圧倒的な支配で、もう寝ようかなと、布団に入って観ていたら、スイスの仰天ゴール。布団がふっとんだ。最後は画面にかじりついて観ていました。面白かったー

 

勝敗とは関係なく、スペインのチームが素晴らしいのは、たくさんの優れた選手たちが育ったこと。シャビを筆頭に、イニエスタ、シルバ、ビジャ、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス、ブスケッツ、ピケ(CB兼FW)。交代で入ってきたのがフェルナンド・トーレス、ペドロそして、あっしがセビリアでいつも観るのが好きなヘスス・ナバス。これだけのプレーヤーを集めたスペイン・サッカーはやはり大したもんだ。

 

とはいえ勝負は非情、ジーコファンさんが言うように、スイスのディフェンスの素晴らしいこと。先制するまでは、4バックで綺麗にスペインの攻撃を跳ね返していた。このグループにはまだチリがいるから、どうなるかわからない。このH組の3チームと、ブラジル、ポルトガル、コートジボアールのいるG組の3チーム計6チームのうち、クォーターファイナル(ベスト8)には2チームしか進めない。

 

スペインには第一節から大会を盛り上げてくれて感謝だ。

 

あと、今大会でヒーローが生まれるとしたら、いまのところ、やっぱりメッシしかいないなあ、とも思いました。クリスチアーノ・ロナウドもずば抜けているけど、コートジボアール戦のようにスペースが無ければ輝けない。それはカカにしても同じこと。

 

とはいえアルヘンティーナはあのサッカーでいいのか…あまりにも、発想が乏しいというか、メッシが台頭する前の、あのイキイキとして狡猾なゲームはどこにいった?今日の韓国戦で確かめたい。

 

二戦目ともなると、それぞれのチームの状況も変わってくるから、思いきりのいいサッカーが見られるはず。すでに、ウルグアイがパヘイラさん率いる南アを惨殺。

 

戦いは、ここから激化していくのだろうか。

 

ちなみに、あっしの記録カード:

・第一節

ベストゲーム:「スペイン0-1スイス」

ベストチーム:ドイツ

ベストプレーヤー:メッシ

最も印象に残ったシーン:チョンテセ選手の国歌斉唱のときの号泣。あっしまで理由も無く、泣きそうになった。あとスーツ着たマラドーナが、ピッチサイドでボールに触りたそうにウロウロしていた姿。


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よろしければ、みなさんも見た範囲でいいですので、ご感想をお教えてください。

3 Responses to “南アW杯1stラウンド、雑感”

  • スブッラ says:

    やっぱりスペイン対スイスが印象に残ってます。信じられないほどボールをつなぐスペインはやはりいい選手がそろってるなと思いましたがそれでもラッキーで勝ったという感じはしないスイスは凄いと思いました。スペインはあと一人いいFWがいれば・・・
    自分はメッシよりどっちかというとテベスが印象に残りました。中盤に下がって守備をしたりドリブルやパスなんかでも献身的で効いていました。逆にベロン、グティエレスは酷かった。あと同じアジア勢としてパク・チソンのチームを引っ張る力、チャ・ドゥリのサイドでの存在感が印象に残ります。アルゼンチンと韓国はまさに真逆のチーム、今夜の試合が楽しみです。
    感じるのはヨーロッパのリーグ戦は資金力のあるクラブとそうでないクラブの二極化が進んでいて始まる前から勝敗が決まっている安易なカードが増えているがワールドカップはそうじゃない、簡単な試合は少ない、簡単に勝たせてくれないという事です。スターが中々輝かないのは所属チームで優遇されまくってるツケが来てるのかな?そんな中でおそらく日本より強いであろうオーストラリアに圧勝したドイツ、フッチさんがドイツを褒めるのって初めてでは、今大会の主役になるかも?

  • スブッラ says:

    とか何とかいってるとアルゼンチン圧勝しましたね。韓国も健闘したんですけれど後半は完全にアルヘンの術中にはまったような、サイドネットに外れた奴が決まってれば。メッシ、イグアイン、テベス、アグエロこのFW陣はやはり凄い!今大会の試合球はおかしな変化をするのでロングボールを多用するチームよりも簡単なショートパスやドリブルを多用するチームの方が有利なのでは。そういった意味ではベロンの欠場はある意味怪我の功名か。家族も「メッシ凄い」とうなってましたが、父だけは「あいつのプレーは間違っとる。自分勝手、マラドーナと一緒や」と言って認めません(笑)
    とはいえ日本対オランダもこんな展開になるのかという悪寒もしました。

  • ジーコファン says:

    フッチさん、こんにちは、
    アルゼンチン、韓国終わりましたね。
    私は仕事で、後半途中からしか見られませんでした(涙)
    思ったより差が付きましたね。ただ本来の実力からすると、このぐらいが順当な結果ではないでしょうか。まあオウンゴールもあったので、韓国は出鼻をくじかれたのもあったでしょうが。でもメッシはさすがですね、中央をドリブル突破してDFを引き付けるすばやい動き、見ていて楽しかったです。
    それとアグエロ良いですねー。気に入りました(笑)
    >フッチさんご指摘の発想が乏しい
    マラドーナが監督では、それもしょうがないと思います。
    ただマラドーナ監督、選手に助けられ良い所に行くんじゃないでしょうか、そういう運を持ってますよね。昔から・・選手時代たしかにクラッキではありましたが、かなり運が良かったと私は思ってます。(たしかに実力は、ありましたが、それ以上に語り継がれてるなと・・・)
    フッチさんのアルゼンチンの韓国戦の感想、聞かせて下さい。
    そうそうフッチさんの過去ログで、さよなら{ガーヴィアの10番}読ませていただきました。たまたま見つけました。ジーンときました。
    良いものを読ませていただきました。ありがとうございます。
    彼こそ天才です。

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