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はい、セレソンまた勝ちました。
お相手はクウェート代表、いえいえ、クウェート・オール・スターズというクラブ編成らしき、チームでした。
もの凄い金をかけた練習試合のようでした。しかしまあ、こんな試合を組んでていいのかな…
COMBINADO DO KUWAIT 0 X 4 BRASIL
Local: Estadio do Kuwait S.C., na Cidade do Kuwait (KUA)
Data: 7 de outubro de 2006, sabado
Gols : Rafael Sobis, 17min, Robinho, 35 min, Daniel Carvalho, 53min, Kaka, 77 min


この試合は観ていませんが(日本国内ではスカパーのブラジル・チャンネル加入者は観れた)。ゴールシーンならYouTubeでさっそく確認できます。サンクス、YouTube。
http://www.youtube.com/watch?v=dqgFHllI4Xs
スタメンと交代選手:
Helton
Maicon
(Daniel Alves)
Luisao
Alex
Marcelo
(Adriano)
Dudu Cearense
(Lucas)
Mineiro
(Gilberto Silva)
Elano
(Daniel Carvalho)
Ronaldinho
(Kaka)
Robinho
(Fred)
Rafael Sobis
(Vagner Love)
ロナウジーニョが10番でキャプテン。カカがベンチスタート。フォワードはホビーニョとハファエウ・ソビスの初コンビ。
中盤の真ん中はエラーノとドゥドゥ・セアレンセ。さらにミネイロがジウベルト・シウバの代わりにボランチ。
最終ラインもいよいよ一新。マイコン、ルイゾン、アレックス、マルセロの4人。
それで、現在のドゥンガの公約「呼んだ選手はできるだけ使う」どおり。センターバックとキーパー以外は全員使った。
まあ相手が相手だから、セレソンも試合を圧倒的に支配したそうです。ハファエウ・ソビスがセレソン初ゴール。ホビーニョが自由にプレーしてる感じ。そして3点目は、インテル・ファンには感動モノ。ソビスのトンデモないワイドなヒールパスから、ダニエウ・カルヴァーリョの地を這うスーパーミドル。
ソビスとホビーニョという軽い2トップを観てみたかったな。互いにスペースを開けたり、ドリブルでつっかけたり、後方からの跳び出しを演出できる2人だから。それに、ソビスはくまなく守備ができる、前線でのチェイサー。
rfsbis.jpg
「ソビス、来てる、来てる」
試合は楽勝でよかったじゃん、と思うでしょうが、そこは単純にいかないようでして、この試合、問題となったのがロナウジーニョのまたしても乏しいパフォーマンス。あっしは観てないから、何とも言えないが、どこのメディアの評価でも、最低得点をもらってた。
なんと、カカをベンチに退けて、ロナウジーニョをスタメンで使った監督ドゥンガまで批判の矢に立たされる事態。ロナウジーニョの「リバウド現象」は、これから、どうなっていく?
もうひとつの不満要素は、やはり対戦相手のレベルが低すぎること。「これじゃあ、チームはどこまで強いのか、わからない。強豪国とやるべきた」。アルゼンチンは差し置いて、これまでノルウェー、ウェールズと試合し、3勝1分0敗。
まあ、これらの事情は、次のエクアドル戦への伏線となる。エクアドルは06年W杯ベスト16チームですから、格下とはいえないし、W杯でみせたあの華麗なパス回しは記憶に久しい。きっと、いい勝負なるはず。
エクアドル戦はこれまたケーブル・チャンネルのフジ739で火曜日10日深夜03:50から。今度はあっしも観れます。
最大の焦点はロナウジーニョの起用。

614 Responses to “セレソン練習試合”

  • flavnahca says:

    知りませんでした。白いペレと呼ばれてたのは、国外だけだと言う事を。。また一つ利口になりました、フッチさんありがとうございます。
    ロナウジーニョは、まだまだ浮上のきっかけを掴めないんですね。腰が入って力を発揮し始めるのは、当分先ってことですかね。
    代表では2009年くらい、バルサでは2007年の頭くらいからでしょうか。
    リバウドも5年くらい、文句言われてましたよね。
    ロナウジーニョは、ここ2年くらい賞賛され尽くしたので、これから4年くらいは落とされ続けそうです。
    まあしょうがないっす。
    2010年に優勝しなければ、完全な汚名返上は出来ないと思うので、10番を背負う以上仕方ないと思いますが、彼にとっては、険しい道が続くんですね。
    ソビスとロビーニョは良い関係を築いるようで、アジアの端っこに暮らすものとしては、南米王者のエースとサントスの最近の顔役が力を相乗させて倍にしてて羨ましい限りです。
    願わくばアドリアーノも早く、復調して欲しいです。

  • peixe says:

    フッチさん。ご無沙汰です。
    <<もの凄い金をかけた練習試合のようでした。しかしまあ、こんな試合を組んでていいのかな…>> クウェート戦は 確か昨年行うはずだったのが、延期になっていたのだと思います。契約上破棄は出来なかったのでしょうね。
    ホビーニョとソビスのコンビ実にアクティブで良かったと思います。ホビーニョ代表ゴールは久々なのでは?
    3点目、特にソビスのパスシビレましたね☆ カルバーリョが走りこんで来るのをちゃーんと感じてたんでしょうね。
    もうひとつの不満要素は、やはり対戦相手のレベルが低すぎること。「これじゃあ、チームはどこまで強いのか、わからない。強豪国とやるべきた」。アルゼンチンは差し置いて、これまでノルウェー、ウェールズと試合し、3勝1分0敗。>> 来月のスイス戦が難関かもしれませんね。ある意味W杯後リセットしたアルゼンチンよりも難敵かもしれません。
    <<
     

  • ヒロ says:

    >やはり対戦相手のレベルが低すぎること。
    これではアジア枠が多すぎると言われても仕方ないです・・・(ガックリ)
    カタールは元浦和のエメルソンやブラジル人選手を帰化させて強くするそうですが・・・

  • フッチブログ says:

    flavanchaさん、
    >ロナウジーニョは、まだまだ浮上のきっかけを掴めないんですね。腰が入って力を発揮し始めるのは、当分先ってことですかね。
    そうですね。すべてを手にいれた後は難しいものですよ。
    >2010年に優勝しなければ、完全な汚名返上は出来ないと思うので、10番を背負う以上仕方ないと思いますが、彼にとっては、険しい道が続くんですね。
    セレソンの10番(そしてバルサの10番)を背負うのは、たやすいことじゃない、ということですね。どんだけ、大変なのか、これから、セレソン・サポも心して、事の顛末を見守ることでしょうね。
    98年以降のリバウドに対する批判は凄まじかった。しかし、見事02年で復活したし。あっしも悲観はしてません。

  • フッチブログ says:

    peixeさん、
    たしかに、昨年キャンセルされたマッチのお約束ですね。でも、むしろ「どんだけ、金積まれたんだ?」とサポ側の心理に拍車がかかっちゃったりします。
    >ホビーニョとソビスのコンビ実にアクティブで良かったと思います。ホビーニョ代表ゴールは久々なのでは?
    おお、観られましたか。そうそう、書かなかったのですが、ホビーニョはゴラッソでしたね。あの、浮かしたシュート、キーパーも超シャクでしょうね。フフ
    しかし、ここだけの話。ホビーニョがカッサーノの控えだなんて、ほんと、イタリア人しか思いつかない発想ですねえ。っとに…
    で、スイス戦はけっこうガチになりそうですか、それは良かった、期待します。

  • フッチブログ says:

    ヒロさん、
    まあ、そういう捉え方もできますが、
    試合内容から、ブラジル国民はそういう結論に達したのでしょうね。なにせ、ブラジル側の世論も必死ですよ。W杯の失態を払拭するために、一刻も早く強いチームを編成しなおしたい。
    なのに代表チームですらない、クウェートなんたらかんたら相手に勝っても、たしかに、何を喜んでいいのやら、といった感じでしょうか。
    ヨーロッパの強豪はすでにユーロ予選で真剣勝負だし。セレソンも切磋琢磨を怠ってはいけません。

  • ヒロ says:

    マルセロはアントニオ・ロペス監督に干され気味だそうですね。
    ちょっと信じられない話ですが・・・。
    (代わりに入っているのは元神戸の元セレソンのベテランホジェールだそうです)
    これでまた欧州へ移籍する若手が出てしまうのか???

  • hirobinho says:

    お久しぶりです!フッチさん。セレソンは、気付いたら国際練習試合(親善試合の間違いではないですよ?念のため笑)なんかしてたんですね?!
    ブラジル国民やセレソン全体としては、確かに参考にならないくだらないゲームだったのでしょうが、個々の選手にとってはどんな試合でも代表戦。カカやロビーニョも新生セレソンの中心となり2010年のW杯を掲げるためにモチベーション高くがんばっているようですし、新しい面々も次々現れては活躍しているところを見ると、ドゥンガの平等主義や競争原理の導入、加えてセレソンの意識改革は、いいほうに進んでいるのではないでしょうか?
    で、けっきょくドゥンガのやり方からはみ出す“アンタッチャブル”な存在になりかけているロナウジーニョ(バルサでも批判を受けてますよね?)が活躍できない…なんだか皮肉な気がします。でも、いつかはロナウジーニョの力が必要なときが来るのでしょうし、今はクラブでも、代表でも、我慢のときなのかもしれませんね。
    あっ、ソビスのゴール、おめでとうございます!いいゴールでしたね!いやぁ伊達男は何色のユニフォーム着てもにあいます!願わくば、赤色のユニフォームで東京に来てほしかった、ですね。

  • フッチブログ says:

    ヒロさん、
    へえ、マルセロは所属フルミネンセで大変だったんですか。あまり、注意してませんでしたねえ。
    アントニオ・ロペスは解任され、いまはPCグスマン(ルシェンブルゴ・ファミリー)らしいですが。
    まあ、12月からセリエに移籍らしいですよ。噂ですが。

  • フッチブログ says:

    Hirobinhoさん、お久。
    >ドゥンガの平等主義や競争原理の導入、加えてセレソンの意識改革は、いいほうに進んでいるのではないでしょうか?
    とりあえずね。ドゥンガ+ジョルジーニョ+ブランコの94年トリオです。
    今晩のエクアドル戦は、ロナウジーニョがベンチで、カカがスタメンだそうです。
    「カカがロナウジーニョのポジションを奪った」とブラジルでは報道されていますが。これは、あっし的には間違った見方。
    実際は「ホビーニョがロナウジーニョのポジションを奪った」と思うのですが、試合を観てみないと、なんとも言えません。
    予想スタメン:Gomes; Maicon, Juan, Lucio e Adriano; Gilberto Silva, Dudu Cearense, Elano e Kaka; Robinho e Fred.
    場所は、スェーデンのストックホルム。
    この前のブラジル×アルゼンチンがロンドン、今度のブラジル×エクアドル戦がストックホルム。ほんと、笑っちゃいますよ。

  • peixe says:

    フッチさん☆
    <<しかし、ここだけの話。ホビーニョがカッサーノの控えだなんて、ほんと、イタリア人しか思いつかない発想ですねえ。っとに…>> 今が伸び盛りなのにホント勘弁です。
    エクアドル戦>>急遽ストックホルムに決まり、何故にストックホルム??と思いきや、58年に優勝を決めたスタヂアムのようですね☆ 偶々でしょうか??
    ブラジル国内での親善試合は、昨年のGLOBO40周年記念のグアテマラ戦を除けば、02年のカステロンで行われたパラグアイ戦以来行われていないようですね。

  • フッチブログ says:

    peixeさん、
    忙しくて、実はまだ試合観てません。結果は知ってますが。
    >何故にストックホルム??と思いきや、58年に優勝を決めたスタヂアムのようですね☆ 偶々でしょうか??
    なぜでしょうかね、謎です。というか$$$$でしょう。
    >GLOBO40周年記念のグアテマラ戦を除けば、02年のカステロンで行われたパラグアイ戦以来行われていないようですね。
    えっ?マジっすか、驚愕の事実!あのグアテマラ戦は親善試合とは言えなかったし。

  • says:

    ブラジルは強い

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