Archive for the ‘海外事情’ Category
ネイマール&メッシ
ネイマールがバルサ移籍を決断。これが自然の成り行きだ。ネイマールはいまのブラジルサッカーではもう成長できない。前の投稿でも触れたが、今年に入ってその話題に富んだキャリアも下降ラインをたどり始めていた。
バルセロナはロナウド以来のブラジルサッカー史上最高級の才能を手に入れた。それも、そんなに高い金を払わずに。
メッシお前もか?
ヨーロッパのシーズンもいよいよ佳境ですな。
それぞれのお国のリーグはどこも独走態勢の幕引き。以前から、ごく限れたチームしか優勝できないお国柄ばかりだったが、近年、マネーの法則に従って、益々その傾向が強くなっている。参加チーム同士に圧倒的な差があるという現実。
一方で、まさに激闘なのがチャンピオンズリーグ。この大会が欧州フットボールの強さの証明だ。そして、昨日のバイエルン4-0バルサの試合。世界中が「バルサ帝国の終焉」と謳った。
冬のマーケットをリードする?
前の記事では「もはやヨーロッパで活躍するブラジル人プレーヤーはいなくなった」といったような事を書いた矢先、今年1月の冬の移籍マーケットの締めの結果があがった。
「Transfermarket」というドイツの選手移籍情報サイトらしいけど、これのリストによれば:
1 ルーカス サンパウロFC→パリSG/400万ユーロ
2 ウィリアン シャフタール→アンジ/350万ユーロ
3 バロテッリ マンC→ミラン/200万ユーロ
4 タイソン メタリスト→シャフタール/155万ユーロ
5 パト ミラン→コリンチャンス/150万ユーロ
…
13 コウチーニョ インテル・ミラノ→リバプール/100万ユーロ
エスパーニャ・カンペオーン!
おめでとうスペイン!
ESTADIO: Soccer City, Johanesburgo, Africa do Sul
DATA E HORA: Domingo, 11 de julho de 2010, as 15h30 (de Brasilia)
ARBITRO: Howard Webb (ING)
PUBLICO: 84.490 pagantes
CARTOES
AMARELOS: De Jong, Van Persie, Van Bommel, Van Bronckhorst, Heitinga,
Robben, Van der Wiel, Mathijsen (HOL); Puyol, Sergio Ramos, Capdevilla,
Xavi (ESP)
CARTAO VERMELHO: Heitinga, 4’/2oTP
GOLS: Iniesta, 12’/2oTP
HOLANDA:
Stekelenburg; Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen, Van Bronckhorst
(Braafheid, 15’/1oTP); Van Bommel, De Jong (Van der Vaart, 9’/1oTP) ,
Sneijder; Kuyt, Van Persie e Robben (Elia, 25’/2oT)
T: Bert Van Marwijk
ESPANHA:
Casillas; Sergio Ramos, Pique, Puuyol, Capdevilla; Xabi Alonso
(42’/2oT), Busquets, Xavi, Iniesta; Pedro (Jesus Navas, 15’/2oT) e
Villa (Torres, intervalo da prorrogacao)
T: Vicente del Bosque
スペイン円舞曲 Rueda Flamenca
いやあ、今朝の準決勝も面白かったですねー、スペインがドイツをぐるぐると回した。
みごとな円舞、フラメンコの輪、持っている力をしっかりと出し切った。
あそこまで力の差が出るとは、思いませんでした。
これまで破竹の勢いだった若いドイツも、スペインにゲームを握られてしまった。
伝統的な「守っては潰して、相手の気持ちを折る戦法」でスペインの流れを断ち切ろうとしましたが…まったく歯が立たず。でもドイツは若い、まだ先があります。
これで決勝は「スペイン×オランダ」。いよいよ、この二国のうち一つがW杯初優勝となる。順当に行けばスペインのようにも思えますが、決勝は異質な空気だし、はたしてどうなるか…とくにスペインは自分たちのスタイルを変えない、変えられない。
繰り返し言わせてもらいますが、スペイン代表は本当にすごい選手達を揃えた。
シャビ、イニエスタ、ビジャ、セルヒオ、ペドロ、シルバといったパサーたち、強くて激しい最終ライン:セルヒオ・ラモス、ピケ、プジョル、カプデビジャ。さらにシャビ・アロンソ、フェルナンド・トーレスやジョレンテといった「スペシャリスト」まで備えている。
華麗なパス回しの末に、パス回しの出来ない無骨なプジョルのヘディングゴールが出るところに、強さを感じるのはあっしだけか。
6トップ × 6バック
二つの相反するゲームが、それぞれ逆方向に進化したとでもいおうか、チャンピオンズ準決勝2ndLeg「バルサ1対0インテル・ミラノ」。
これほどの大舞台で、これほど一方的なゲーム支配が観れるとは…
華麗なパスサッカーとガチガチのカテナチオの対決。1stLegの結果さえ無ければ、バルサはあっさりとモウリーニョの「引き籠もりサッカー」を崩したことになるのだが、最後に笑ったのはモウリーニョ、偉そうに…
たしかに、あれほどハイレベルな守備は滅多にお目にかかれない。とくにカンビアッソのメッシの止め方がハンパ無くて、メッシの左足の動きを完全に読んでいたというか、試合の終わり頃は、もう一対一でメッシを留めていた。これは、W杯でアルヘンと戦うチームにはかなり参考になるのではないか。
お正月映画「マラドーナ」
昔はお正月といえば、映画が流行りましたね。
ビデオデッキが流行る前の話。お年玉をもらって、綺麗な洋服を着て、家族で街にくりだして。
買い物と食事を楽しみながら、映画館でくつろいだ。
あっしもそんな風習を懐かしく思い、今年のお正月は久しぶりに映画館に言って参りやした。
ちょうど、興味をそそる映画が公開されていましたのでね。
その名も『マラドーナ』、監督はボスニア人のエミール・クストリッツァ(55歳)。
勝手にサブタイトルを付けさせてもらうと「-真に愛されるフットボリスタについて-」なんてのは、どうかな。
マラドーナはブラジルサッカーを語る上でも、外せない人物だ。
なにせ、彼が燦然と君臨した80年代半ばから90年代前半まで、ブラジルも苦汁をなめされられたからね。あの時期ほど、アルゼンチンに水を空けられたと感じた時代は無かったかもしれないし、そのおかげでブラジルは次の世代の天才たちに可能性を託すことができた。
魔人バルサ
たとえば、ドラゴンボールで例えてみると:
地球人のクリリンを倒して、いざ宇宙の強者たちに挑んでみたら、
ピッコロに苦戦して、ベジータにボコボコにされた末、
その先に魔人ブゥがまだいた…みたいな話。
その魔人ブゥがまさにバルサ、MAJIN BARSAだよ。
世界のサッカー序列は拮抗するどころか、ここまで差が開いてしまったとは…ちょっとショック。
今年は日本ではなく、アブダビで行われているFIFAクラブワールドカップ(12月の国立競技場はどこか寂しげ)。あっしは、地上波でありがたく観させて頂いています。
大会準決勝では「エストゥディアンテス2–1浦項”フラメンゴ”スティーラーズ」、「魔人バルセロナ3-1アトランテ」。見た目の力関係で言えば、バルサが魔人ブゥなら、エスディアンテスはさしずめベジータか。
決勝戦は「”魔人”バルサ×”ベジータ”エストゥディアンテス」。(日テレで今週末の土曜日19日、24:35分から)
ベジータ危うし!こりゃ、スーパーサイヤ人になるしかないな…
祝!ジーコCLベスト8
フェネルバチェ、チャンピオンズ・リーグ?ベスト8進出
ジーコ監督おめでとう!
セビリアでは、激闘だったみたい。(仕事で、まだ、観れません)
セビリアのブラジル人たち:ダニ・アウベス、ルイス・ファビアーノ、ヘナト、アドリアーノはご苦労さん。
CLベスト8進出は、ブラジル人監督としては、初の快挙だと思います。
次は、どこか、ビッグネームと当たってほしいね。
クラッキ学校
ウチの息子から便りが来た。
都会の学校で頑張っているらしい。
なにやら、よい先輩たちに恵まれているようで…
まだまだ、これからだぞ、浮れるな。寒さに気をつけろ。
たまには、電話でもよこせ。
パト、公式戦デビュー。7万人観衆の前で、セリエA初ゴール。
MILAN-NAPOLI 5-2
(primo tempo 2-2)
MARCATORI: Ronaldo (M)al 15′, Sosa (N) al 28′, Seedorf (M) al 31′, Domizzi (N) su rigore al 38′ pt; Ronaldo (M) al 1′, Kaka (M) al 23′, Pato (M) al 29′ st .
MILAN (4-3-1-2): Dida; Bonera, Nesta, Kaladze, Maldini (Favalli dal 1′ st); Seedorf, Pirlo (Gourcuff dal 35′ st), Ambrosini; Kaka; Pato, Ronaldo (Emerson dal 24′ st). (Kalac, Oddo, Brocchi, Gilardino). All. Ancelotti.
NAPOLI (3-5-2): Iezzo; Cupi, Cannavaro, Domizzi; Garics, Hamsik (Dalla Bona dal 33′ st), Gargano, Bogliacino (Montervino dal 15′ st), Savini (Capparella dal 26′ st); Lavezzi, Sosa. (Gianello, Grava, Contini, Calaio). All. Reja.
ARBITRO: Rosetti di Torino.
NOTE: spettatori 70.076 per un incasso di 1.247.703,37 euro. Espulso Gargano per doppia ammonizione; ammoniti Pirlo e Domizzi per gioco scorretto. Angoli 4-1 per il Milan. Recuperi 2′ pt, 1′ st.